コシアブラの季節

まだ早かったが、1週間後では遅い。

連休初日に少しだけ山を歩いてみた。タラやコシアブラも若干早いながらもシーズンインを確認した。桜の開花やギョウジャニンニク、アズキナなどは例年より早かったけれど、タラやコシアブラは例年とあまり変わらないようだ。

降雨後は活発化するようだ。
お馴染みのバイケイソウ

オオカメノキも満開である

蕗がこのような季節感である

ここ数日でニリンソウも一斉に開花したようだ

左がハリギリ、右がコシアブラ 袴の色が薄い個体だと摘んでから並べると判別は難しい

コシアブラが生えている場所には、ハリギリが混生していることが多い様に感じている。同じウコギ科の仲間ということだが、新芽が僅かに伸びる頃、コシアブラとハリギリの容姿はかなり似ている。それでも大抵の場合、ハリギリはタラと同じように根元が赤褐色に色づくことが多いことと、枝に大きな棘が生えているので判別は容易だ。

また、間違えて採取した場合でも両種とも可食であるので、ちまたで騒がれている様な毒草による食中毒リスクは殆どない。もっとも、この手の食材は特徴を知り同定する知識は必要であるとは思う。

ギョウジャニンニクと間違えて誤食すると報道されている多くはイヌサフランであるけれど、あの報道を見ると山にギョウジャニンニクと混生しているように思えることも多い。しかし、イヌサフランは園芸種であり移植種である。野生のギョウジャニンニクと混生していることはないし、仮に自宅の庭で混生していたとしても判別は自分自身はできるのだけど、誤食ミスを避けるという意味では混植させることは絶対にしない。

これはキノコにもいえる事だけど道の駅で毒キノコが売られていた事例もある。結局のところ、自分の身は自分で守るしかないのかなと感じる次第。

ハリギリ 若い芽はコシアブラに似ているが、コシアブラより袴が赤く色づく

コシアブラ 袴は緑のままか個体によっては少し赤く色づく

今回は芽の具合も天ぷら用の僅かに伸びたものから、上等な筆穂までよりどりみどりであった