2026 山の恵みと春の渓流

ギョウジャニンニク

北海道の中でも比較的温暖な道南地方では、ギョウジャニンニクなどの山菜も早ければ3月に開幕を迎える。自分の知るフィールドでは過去に親指を骨折した渓が一番の早場なのだが、最近のフィールドでは4月に入ってからの方が安定した収穫を得られている。自然相手の遊びなので年により開幕が前後するのだけど、早すぎて何もないことは避けたいので、アタックするタイミングに迷ったら遅い方が無難の様な気がする。その意味で今年はタイミングとしてはやや遅めなれど、結果は上々だったと評価しても良いのかなと思っている。

ギョウジャニンニク 一級品である

市場で売られているギョウジャニンニクは写真のような上々な状態のものもあるけれども、天然物については数日の差で様相が違ってくるので遊びの範疇ではタイミングが全てある。商売人のように採取場所の引き出しが多ければ、高く取引されるような上々の物をまとまった量を採取することができるだろうけれど、年に数回訪れるような僕には無理な注文である。

雪代も本格化しており、多くの渓は濁りが入っていた

小型だがアメマスである

毎年、ギョウジャニンニクを採取する場所でロッドを出しているのだけど、魚の顔が見られなければ写真集への掲載は無くなり、通常投稿でギョウジャニンニクを採取した旨を書くのみである。今年は幸いも魚の顔が見られたということで久しぶりに釣りの写真集の掲載ということになった。もっとも、釣りはほんの僅かな時間であり、実態としてはギョウジャニンニク採取が9割である。

珍しくはないフキノトウだが、春の使者として嬉しくなる

フクジュソウ 北海道らしいスプリングエフェメラルの代表格

カタクリが開花しているのは温暖な道南ならではのこと

スプリングエフェメラルと書いているけど正確にはスプリング・エフェメラルであろう。雪がとけ、木々の葉が茂るまでの短い間に開花する植物の事だけど、降雪地域である北海道でこの時期に山へ行くことがあれば、林間に色々な花が咲いている光景を目にする。

キクザキイチゲ この種も雪解け後に咲く花である

 

ヤマメ 禁漁期故に当然ながら放流しているが、この渓で越年ヤマメは初めてのことだ

道南地方では4月と5月がヤマメの禁漁が設定されている(道北や道東などは5月と6月)。これは写真の様なヤマメも含まれるけれど、本来の趣旨はサクラマスの稚魚である銀毛ヤマメの保護である。とはいえ、やはり禁漁期にヤマメが釣れてしまうと心苦しさは感じでしまうのも事実ではある。反面、止水域で釣れるサクラマスもヤマメと同じ禁漁を設定されることも多く、その意味ではわけのわからない運用がされていると感じることも多い。それはともかく、禁漁中の魚故に掲載も少し躊躇したのだけど、滅多にない事故のような物なのでお許し頂ければとは思っている。

リールもロッドもコスパ優先のもの 必要十分なのだが、バンフォードに限らずシマノの丁字型のノブはやはり好きになれない

ロッドもリールも三万円前後だから初心者タックルではないものの、ハイエンドのモデルに比べると半額以下で揃うので、実用性という意味では優秀な組み合わせであろう。もともと、バンフォードというリールは昨年の沖縄遠征で予備リールとして買ったのだが事情があり淡水用に押し出したものだ。