2020 早春の山林にて

フクジュソウ 北国に春を告げる花だ

渡島半島、特に日本海側は気温が上がりやすく、春の訪れも他所に比べると早い。それでも今年はかなり山菜の開幕も早かったようで、先週の時点でギョウジャニンニクの声が聞こえてきた。もっとも、道南の日本海側であれば何処でもというわけではなく、早場と呼ばれる場所がやはり何処よりも早く開幕するようだ。

地形であったり、斜面の向きなど条件が重なった場所という事になるのかもしれないけど、逆に遅場もシーズンを長く楽しむという意味ではありがたい存在であり、そうした場所の引き出しが多いか少ないかにより採取量が決まる。

三月とはいえ、道南のこうした斜面は絶好の狙い目なのだ

ギョウジャニンニク 葉が好きな人にとっては、早すぎるかもしれない。

ギョウジャニンニク これくらいが食べ頃であろう

イワナを狙ったのだが、釣れたのは遡上したアメマスのみ ルアーはRAPALA CD7 CGP

ギョウジャニンニク採取の合間、昨年も訪れた場所で竿を振ってみた。前日の大雨と強風がどう影響したのかは判らないけれど、狙っていた居着きのイワナは姿を見せず、釣れた魚は全て遡上したアメマスであった。細い個体が多かったけど、写真のアメマスはそこそこの太さがあり、立派な尾びれを持ったアメマスだったと思う。

廃番のCD7 CGPを丸呑みしたけど、不思議な事に今回はRAPALA CD5とCD7が効いた。水量が増えていたという事も理由なのかもしれない。

金曜日は暴風、土曜日でも強風で海は大時化

モノクロに変換したが、例えカラーでも荒れている日本海はモノトーンの世界なのだ