2009 道東のウミアメ 2

雨天は、釣りにとってはチャンスが広がる。

白班の小さなタイプ。ウミアメとしては、細身の部類だが、痩せているわけではない。

今年はジグミノーでの釣果が多い。

ジグミノーというルアーは、あまり好きではなかった。ミノーよりも飛ぶけれど、リトリーブの抵抗感が少なく、トゥイッチ好きの僕としては、感覚的な部分で好きになれなかったのかもしれない。

ところが今年はジグミノーの釣果が圧倒的に多い。もっとも、ジグミノーと言っても一種類だけなんだけど、どうやらツボにはまった様な気がする。そのツボというのは、その使い方であり、飛ぶという利点を生かした釣りが出来るようになったという事だろう。

今年の夏、三回目の道東サーフ遠征は、事前の波予測で初日しか釣りにならないだろうと考えていた。結果的には、翌日も朝の早い時間は波もさほど高くはなく、潮目では濁りの無い場所もあったとの事で好調だったようだ。流石に、2日目の昼近くには濁りが沖に広がり、波も高くなり厳しい状況となったけど、結局、初日に昼寝をはさみ終日と翌日も9時近くから昼までロッドを振ることが出来た。ただ、初日から道東は降雨に見舞われている。それも、かなりまとまった量の降雨となっており、サーフも河口近くは泥濁りに近い状況で場所を選ばないと、かなり厳しいと思う。

低気圧が週末にかけて北海道を通過する・・・というのが、今年のパターンとなってしまっている。更に雨の少なかった昨年とは逆に、降雨量もそれなりにあり、海が駄目なら川へ転戦するという事も今の道東では難しい。恐らく、阿寒川や釧路川、西別川最上流域など限られた場 所でしか釣りにならないだろう。高速道からは、十勝川は泥濁り、支流の音更や然別も言うまでもなく、泥濁りであった。落ち着くまで暫くかかりそうな気がする。