

偶然入った蕎麦屋が気に入り、機会があるごとに訪れるようになった。
グラス1杯の日本酒と鰊煮や板カマなどを楽しみ、最後にせいろ(モリ)を食べる。
この蕎麦は僕にとっては美味しい蕎麦だけど、究極的には食は好みだと思う。だから、僕が美味しいと感じても他人の評価は違うとは思う。
それでも最近は常連さん以外に、一見の客も増え、「美味しい」という声が聞こえる様になってきた気がする。そうした味の評価はお店が一番嬉しい事だろうけど、美味しいと感じている自分にとっても嬉しいものだ。
自分と同じ価値観なんだなという部分が、なんとも心地よいのだろうね。