Constant Guigo(コンスタン・ギーゴ)というのは、ルアーのカラー名の事で、オリジナルはRAPALAで略称はCGである。パールホワイトがベースで、その上にオレンジの縞々模様が塗られており、別名エビカラーで通用する。ただ、今回使用したCD7はオレンジではなく、紫色のカラーとなっており、CGPという名前で売られていた。ちなみにConstant Guigoというのは、このカラーを考えた方の人名だそうだ。
過去形なのはかつてのJS(ジャパンスペシャル)にあったラインナップであり、最後はワゴンセールに入れられる様な不人気?カラーだったからだ。オリジナルのCGも一時期無くなったのだが、いつのまにか復活しているから、RAPALAとはいえ、ルアーの改廃やカラーリングの変更は読めないという事だろう。
CD7というのは今でも売られているRAPALAの定番ルアーだけど、多くの場合、淡水よりもシーバスなどのソルトで多用されるサイズであり、最近のカラーラインナップ(光り物が多いのでね)もソルト用途での愛用者が多いと思う。
そんなCD7だけど川でのアメマスに使うという前提であれば、道内どこでも通用すると思うし、今では国産ミノーよりも廉価でありがたい。ただ、何度も書いているけど、最新のタックルでは引けないかもしれない。その理由は大きく尚且つ下向きの角度が強いルアーである為、水中での抵抗が非常に大きいということ。
細身のミノーをトゥイッチするというレベルではなく、ショートジャークの様なロッドアクションをして真価を発揮するルアーなので、ロッドに張りが求められる。僕の場合はCD7やCD9を使う場合、UFMのSST77(スティンガーディープ)を使う事が多いけど、このロッドとて廃番品というより会社が無くなってしまったからね。ただ、今回使用したのはショートロッドを使いたく、同じくUFMのCSⅡ65という更に古いロッドを使っている。
堰堤などの行き止まりがあれば、河口から区間は短くなるけれど、堰堤がなく、支流の多い川でアメマスを狙うとなると、遡上群が何処にいるのか予想を立てるか、その流域を探すしかない。
もっとも、産卵遡上とは異なるので、比較的魚は散けてポイントに定位していた。もっとも、そうなるとだらだら感は否めない。