2011 道東の大河 十勝川 3

この時期では、六時くらいから竿を振ることが出来る。

十勝川三週目のアタックである。水位はほぼ例年並みに落ち、残りは濁りだけかなと考えているけど、こちらだけはなかなか数値が落ちないものだね。ただ、体感的には若干濁りはきついけど、釣りをする分には何とか大丈夫というレベルである。

今回は僕としては珍しく、仲間と一緒に現地へ向かった。ちょうど明け方近くに現地へ到着したのだが、やはり今週から一気に釣り人が増えているようだ。僕らの入ったポイントは決して魚影が濃いとは言えない。それでも、仲間共々アメマスは姿を見せてくれたので良かったのではないだろうか。

十勝川の雄大な景色の中で。釣り人はM氏である。

時期を考えると、今回のアタックで釣れたアメマスは、皆コンディションは良い。

水位は下がっているものの、やはり地形が多少変わっているようだ。川通しに行けた筈の場所が何カ所か巻く必要がある事と水底に多くの倒木が刺さっている場所も多いようだ。昨年までは滅多にルアーのロストは無かったのだが、今年に関しては例年通りとはいかない。また、岸寄りにも魚はいるもののルアーへの反応は今ひとつの感がある。例年以上に沖でのバイトが多く、僕の釣り方と攻め方では遠投が断然有利である。その為、重量級のスプーンかジグが有効。

但し、これは僕の使い方・釣り方なので同じ物を使っても効果的かどうかは判らない。同行したM氏は岸寄りできっちり結果を出しているから、遠投を好まないのであれば、軽めのスプーンや小型ミノーを使う手もあると思う。後はお好みでという事だろうか。

遠くの山は、カムイエクウチカウシから幌尻岳付近の稜線だろうか。