2009 冬の日本海

 

冬の日本海は、荒れの日が多い。年末から年始にかけて、今年は凪ている日が少ない様だ。

元旦の道南は、風と共に雨や雪、霙や雹と変化に富んだ荒れの1日だった。

穏やかに見えるが、北から南へ風が吹き抜けている。

元旦に日本海の海アメへ行くのが、ここ数年のパターンとなってい る。例年も凪ている日は皆無なのだが、今年は風はともかく、正月だというのに雨を主体に時折、雪が交じり、時には雹(ひょう)に近い固まりが北から吹き抜 けていく1日だった。当然、磯や砂浜などでは竿を出すことは出来ない。

荒れた日のポイントである漁港を回ってみたのだが、ここでも魚の出は非常に渋かった。僕の竿には、一度だけ追いが認められたけど残念ながらバイトには至らない。今年の釣りは坊主で始まってしまったのだ。

ただ、言い訳に聞こえるけれど、 口で言うほど僕は最初からという考えは少ない。釣れるにこしたことはないけれど、まだシーズンは始まったばかりなのだ。そのうち釣れるさと気楽に考え、今年の釣りを楽しんでいきたい。