2008 道東の大河 4

口元に注目 強引に寄せれば、身切れを起こしてしまう。 バレる最大の原因かもしれない。

銀色の鱗と半透明の尾鰭 

十勝川の河川敷では、今時期タンチョウに出会う事が多い

11月最終日の今日、まだ薄暗い十勝川の堤防を走っていると、立派な角を生やした雄鹿の群に出会った。道東で鹿は珍しくもないけれど、豊頃町のハルニレの木にと言えば町中とは言わないけど、過去にこの辺りで鹿を見かけた事は殆ど記憶にない。しかも、雄が群をなしているのは久しぶりの事だ。今日の十勝は、みぞれが僅かに積もり、早朝その表面が凍った状態で札内の外れでは大型トラックが路外に横転していた。

今週の十勝川は、群に恵まれず二日共に単発ばかり。それでも、今回の釣りは例え下りでもコンディションが良い個体ばかりで、ヒット後もかなり手こずる事が多かった。先週からナイロン ラインを使用しており、その適度な伸びはクッションの役目を果たしてくれている。それでも、数回は大型に限りバラシに泣いており、フックシステムを考えさせられる事になった。一番上の写真は、キャプションで口元に注目と書いたけど、僕と魚を繋いでいるのは僅かな口元の皮である。中型までは何とかなるけれど、大型になるとそのファイトに耐えられず身切れを起こしてしまう様だ。