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ようやく穏やかとなった日本海
例年の今時期、道南の温泉につかり、海況が良ければ釣りもする的な仲間内の行事が続いている。例年、何故かこのタイミングで海は荒れ、マトモに竿を出す事はなかったのだが、今年は前日の宴席時点で翌日は凪。朝食前に一振りしようと、そうそうに宴会を切り上げた。
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サンライズを迎えても、魚の反応は皆無
アメマスが釣れる事もあるけれど、この界隈の今時期はサクラマス狙いの釣り人が殆どで、実際に釣れる魚はサクラマスであることが多い。大成町にも臼別川という保護河川が流入しているけれど、基本的に保護河川はヤマメの増殖が目的であり、この河川一つでは島牧の様なアメマスは居ないのかもしれない。もっとも、群とタイミングが最重要であり、それに加えて釣り人の少ない釣り場を求めると島牧から遠い地で竿を出すという事になってしまう。
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左手の島影は奥尻島
明け方から朝食前の間、ハネは1度みたけれど僕の竿にはアタリも追いもなかった。同行した仲間がアメマスを上げていたけど、群が入っているわけではなく、単発のみだったようだ。狙ってアメマスを釣れる場所ではないけれど、サーフ全体でも魚が上がっていない様で今日このタイミングではサクラマスは岸よりしていないと判断せざるを得ない。真水の集まるカラフトマスとは異なり、この時期のサクラマスは群が自分の前を通過するかで結果は決まる。その意味では、坊主を喰らっても不思議ではないのだけど、無反応という結果はやはり寂しく、厳しいものがある。
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瀬棚の名物岩がみえる
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天候だけには恵まれた
道南が温暖であることは、雪の少なさで明らかだけど、林道も入れそうな場所も多く、日本海と言っても地域により異なるものだ。ギョウジャニンニクもそろそろ早い場所では出始める様な気がするけど、本格的なシーズンはあと2週間後くらいからであろう。サクラマスについても、五月の連休が終わり、五月いっぱいは楽しめるだろう。もっとも、基本的には釣れない釣りの部類に入るので再チャレンジがあるかどうかは何とも言えない。
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貝取澗温泉の夕暮れ
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あわび山荘 庶民的な宿だが、近年はそれなりの値段になってしまった。
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雲石峠にて 山はまだまだ冬である
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雲石峠にて