2009 道東大河の釣り 2

冷え込んだ朝ほど、水面から水蒸気が立ち上る。

太さはないが、大河でこのクラスを掛けると、直前まで全く浮いてこない。

ハードなウェーディングをしていた為、写真の為に岸へは戻りたくなかった。

本格的な冷え込みはまだ先だと思うけど、今回の遠征ではこのシーズン初めてガイドが凍り付いた。その日、日中の気温は15度を超えていたから相変わらず寒暖の差が激しい地域だと思う。どちらかと言えば、海沿いだと思うけど僅かでも内陸へ入ると大陸的な気候が顔を出すようだ。今年2回目の十勝川遠征は、関東よりゲストを迎える為、金曜日に移動し、竿を出してみた。魚は居る。この場所で問題ないだろうと判断したけれど、魚は居ても活性が日増しに落ちていく週末だったようだ。

しかし、ここ数年の十勝川は結構な賑わいを見せていると改めて思う。特に日曜日は有名ポイントで釣り場を独占などは出来ない。河川規模が大きいので、人が居ると釣れないという事はないけれど、僕的にはかなり辛い状況だ。一発は狙っているけど、のんびり釣りたい気持ちになるんだよね、十勝川に関しては。仲間と楽しく釣る事も出来る場所だけど、基本的には単独か少人数で狙いたい川の1つだ。

今回の遠征は、総括すると個人的には初日が平日という事もあり、まあ満足出来たかなという遠征だった。迎えたゲストには、少し申し訳ない気持ちもあるけれど、魚が居るポイントに案内したつもりではいるので、後はタイミングと運という事で了承頂ければとは思っている。もっとも、全く釣れないわけじゃないので良かったとは思っている。