2010 道東のウミアメ 5

海霧の上に太陽が昇った。海からは熱風、背後からは涼しい風の一日。

フックの形状変更により、フッキング後のバラシに泣くことになるとは。

広島から遠征のK氏とおなじみShinya氏。

6月に開幕した道東沿岸でのアメマス釣り。たった二ヶ月だけど、既にシーズンは終盤となってしまった。大水が出れば、河川へ遡上を開始する季節になってしまったという事だ。短くて三ヶ月、長くても四ヶ月のシーズンが長いか短いかは人それぞれだろうけど、僕は短かったと感じる人間だ。それは、子供の頃は時間の流れが長かったと感じる大人の感覚かもしれない。また、自然相手の遊びだから天候に左右され、実際にアタックしたのは五回だ。初冬の十勝川の様に毎週通うという事が出来ない事も短いと感じる理由なのかもしれな いね。

日本海のウミアメは、風が弱まり波が落ちると釣りになる。反対に道東太平洋のウミアメは、波よりも濁りの有無で釣りになるかどうかが決まる。勿論、濁りがあっても全く釣れないわけではないけれど、土の様な波を見ていると流石に厳しいと言わざるを得ない。もっとも、太平洋の潮は速く、濁りが移動し、嘘のように釣り場が澄んでくる事がある。このため、車でポイントを移動し、そのときの様子で判断をするのは微妙である。

今回のアタックでは、水は一度も澄むことはなかった。それでも、所々に濁りの薄い場所があり、同時に群れが入った幸運もあったのだろう。比較的短時間に多くのバイトがあり、何とか二桁の釣果を得ることが出来た。大型の個体も群れていた様で、何度かドラグが滑り、ロッドをバットから曲げてくれた。残念な事に波打ち際でのバラシを多発させ、良型は一本にとどまったけど、チャンスを物に出来なかったのは自分の責任だ。また、このサーフのやり取りが醍醐味の一つでもある。勝ち負けではないけれど、また来年スリリングなやり取りを期待しようと思う。でも、名残を惜しんでも、仕方がない。カラフトマスや阿寒湖のアメマスにステージを移すとしようかな。