
旅の始まりは東京駅 新幹線で姫路まで向かう途中、昼食は東京駅で購入した貝づくし弁当
今回の旅は東京を出発点として新幹線で姫路まで行き、レンタカーで鳥取県を旅するというものだ。メジャーな旅行地ではないのかもしれないけれど、自然が残されている場所を好む僕としては大山は訪れてみたかったし、いちどは砂丘も目にしたかった。

鳥取県 浜村温泉 魚と屋(ととや)さんの部屋窓から鷲峰山(じょうぼうやま)が見える
夏場の温泉地はお盆などの連休期間以外、基本的にはオフシーズンであることが多い。特に日本海側では冬場のズワイガニを目当てに訪れる人が多く、蟹が禁漁となっている夏場はなかなか集客も難しいのかもしれない。それでも日本海側の海産物は夏でも美味しいものも多く、後日食べる事になる岩牡蠣などは絶品であった。

鳥取県 浜村温泉 魚と屋(ととや)さんの部屋窓から 山陰本線 浜村駅風景 立ち寄ってはいないが、駅前に足湯があるそうだ
山陰本線の浜村駅近くに建つ浜村温泉 魚と屋(ととや)さんの部屋窓から正面に集落、そして奥に鷲峰山(じょうぼうやま)の景色が広がる。その手前に山陰本線の線路が横切り、浜村駅が見える。朝晩は写真の様なローカル色の強い普通列車が通過していた。この浜村駅には足湯があるようだが、夏場平日の為か駅前に人影は皆無であった。

鳥取県 浜村温泉 魚と屋(ととや)さんの夕食 この宿は水産会社が母体のようで、値段以上の食事だった
こちら浜村温泉の魚と屋さんは予約時クーポンが発行されており、東京都内そこそこのビジネスホテルで一泊するレベルの価格であった。これで写真の様な食事が付いてくるのだから、所謂コスパはとても宜しい。実際、宿の母体は水産会社とのことで海産物の仕入れに強みがあるのだろうと思う。
この他にも鳥取和牛のすき焼き、煮物として鰻と茄子の餡掛けなど、年齢を考えると量が多すぎた感もあるのだが、旅先ではついつい食べてしまう。

鳥取県 浜村温泉 魚と屋(ととや)さんの夕食 お造り 手前にある白い四角の刺身は赤いか(ソデイカ)で独特の食感と旨みが美味しい

鳥取県 浜村温泉 魚と屋(ととや)さんの夕食 冷やし鉢 冬瓜、茄子、南瓜、海老の餡掛け風

鳥取県 浜村温泉 魚と屋(ととや)さんの夕食 陶板焼き 一般的にはバターが好まれるのだろうが、これだけは僕は醤油だけの方が好きだ
白兎神社は古事記にも登場するほどの歴史を持つ歴史のある神社で、隣に「道の駅 神話の里 白うさぎ」がある為、駐車に困ることも少ない。境内はそれほど広い神社ではないので参拝は30分もあれば十分だと思うが、混雑する時期は訪れた事がないので何ともいえない。今回、御朱印は直書きで頂けた。

鳥取県 白兎神社(はくとじんじゃ) 古事記にも登場する古い神社で「因幡(いなば)の白うさぎ」の舞台になった場所である。写真は道の駅の展望台から神社側を撮影したもの。

鳥取県 白兎神社にて

鳥取県 白兎神社(はくとじんじゃ)参道

鳥取県 白兎神社(はくとじんじゃ)御本殿 平日の朝だったため、参拝客は少なく快適と言いたいところだが、朝から気温が高く参拝だけが目的であれば早朝をお勧めする

鳥取県 白兎神社境内

鳥取県 白兎神社近くの郵便ポスト 縁結びの神様という事でこのようなポストが設置されているらしい

鳥取県 白兎海岸 平日だが釣り人の姿もちらほら

鳥取県 大山 木谷沢渓流 渓流はともかく、周辺の森は自然林であり見事な木々も多かった
元々は渓流釣りが好きな人間なので、海と山を選べと言われると山の方が好きだと答える。そんな鳥取旅行で楽しみにしていたのは大山である。雄大な山を眺めていると心が洗われる気持ちがする。そんな僕は釣りはするけれど登山はしない。しないというよりも、正確には出来ないという方が正確なのだが、太りすぎた今現在は腰や膝への負担が大きすぎ登山は自殺行為であろう。

鳥取県 大山 木谷沢渓流にて 渓流自体は砂防ダムなどもあり水質以外は特筆すべきものではないのだが、周囲も木々は非常に見応えがある

鳥取県 大山 木谷沢渓流にて 広葉樹林をみるとホッとする

鳥取県 大山 鍵掛峠展望台より 残念なことを山麓上は雲に覆われていた。大山に限らず、山岳の観光は天候に左右される運命である。

鳥取県 大山 モンベル大山店 各地に店舗を展開するモンベルだが、わざわざ立ち寄ったのはご当地Tシャツを購入する為。旅行の記念と実用性があるのが良いのだ。

鳥取県 大神山神社境内でみかけたハグロトンボ

鳥取県米子市 大神山神社 大神山という名称は大山の昔の名称らしい 大山にある大神山神社奥宮の本社となる
大山の山麓上部は雲に覆われており、雄大な山々の姿をみることはかなわなかったのだけど、せっかく来たのだから大神山神社本社を参拝してきた。一般的には大山山麓の奥宮を訪れる人が多いようだが、雨予報や参道の長さを考え今回は断念したものだが、こちらはこちらで趣があり歴史を感じさせる神社であったと思う。シーズンは過ぎていたけれど紫陽花で有名な場所らしく、その時期は多くの人が訪れるのかもしれない。

鳥取県米子市 大神山神社 本社鳥居

御朱印二種 (左)白兎神社 (右)大神山神社本社

鳥取県 境港市 境水道付近
境港と言えば僕自身は漁業基地的なイメージを抱いていた。実際その通りであるのだけど、一般的には水木しげるロードなどの観光地としての側面が有名なのかもしれない。基本的に僕は大山の様な自然環境には興味を覚えるが、観光地的な場所は殆ど立ち寄る事はしない。それでも今回は境港を訪れてみたく、その流れで水木しげるロードに立ち寄ったものである。

鳥取県境港市 水木しげるロードのトイレはアイコンが鬼太郎、猫娘、鬼太郎の親父であった

鳥取県 境港市 水木しげるロードの公衆トイレ裏

鳥取県 境港市 水木しげるロード キャラ自体、特に思い入れはないのだが、ここまで徹底して力を入れていると素直に素晴らしいと思う

鳥取県 境港市 水木しげるロードにて マンホールも鬼太郎である

鳥取県 境港市 水木しげるロードにて ブロンズ像が数多く設置されている これは中でも大きなブロンズ像(ねずみ男)

鳥取県 はわい温泉 望湖楼さんの部屋窓から見える湖上露天風呂
東郷湖という汽水湖を囲むように温泉があり、その一つが「はわい温泉」である。米国のハワイをもじったのかと想像していたけど、実際は羽合町の町名を平仮名にしただけらしい。もっとも、温泉街は平気でカタカナのハワイという文字があるので、米国のハワイ人気にあやかろうとした感が拭えない気がする。
それはともかく、その東郷湖の西側にある岬近くに位置するのが今回宿泊した望湖楼さんである。この温泉は名探偵コナンの中で、日本に2カ所しかない湖上露天風呂の一つとして紹介されていると宿の紹介パンフレットに書かれていた。偶然なのかもしれないけど、漫画とのコラボ的なつながりが多い地なのだね。

鳥取県 はわい温泉 望湖楼さんの夕食 酒肴として箸がすすむ

鳥取県 はわい温泉 望湖楼さんの夕食 こちらの宿では白いか(ケンサキイカ)が出された
かなり大型の温泉ホテルなのだけど食事の質は上々であった。特に楽しみにしていたのがこの時期に漁獲される岩牡蠣で、提供されたそれは大きさも見事で濃厚な味とクリーミーを堪能出来た。異論は承知で書くけれど、牡蠣はやはり生が一番美味しいと感じる。香りは焼き牡蠣だと思うけど、クリーミーさは加熱では味わえない。

鳥取県 はわい温泉 望湖楼さんの夕食 今回の目玉である天然岩牡蠣 鳥取県のブランド牡蠣で「夏輝(なつき)」の名称 クリーミーかつ濃厚な味わい 今回出された岩牡蠣はレモンの大きさから想像はつくと思うが、殻も身も巨大である。

鳥取県 はわい温泉 望湖楼さんの夕食 鯛の兜煮 身も美味しいが、一緒に炊いた牛蒡も美味しい

鳥取県 はわい温泉 望湖楼さんの部屋の窓から 豪雨の東郷湖だが、多くの漁船が漁をしていた。名産のシジミでも捕っているのだろうか。

鳥取県 浦富海岸島めぐり遊覧船より 巨大な船は蟹漁の漁船 蟹が禁漁となる夏場に陸揚げされ、点検や塗装を行っているとのことだ。
日本海はあまりウネリは入らないという先入観があったのだけど、北海道と鳥取では対岸までの距離が全く異なる。それ故、大陸側の大波がウネリとなり日本に到達しても不思議ではない。そんなウネリの為、リアス海岸である浦富海岸の観光船は小型船は全て欠航していたが、大型船は辛うじて運航(揺れとあまり陸に近づかない条件運航)されていた。
沖合からでも見応えのある海岸線美は堪能出来たので、こちらについてはお勧めだと感じるけれど、出来れば小型船の方が良いのかな。海況次第だろうけれども。

鳥取県 浦富海岸島めぐり遊覧船 うねりが強く、小型船は欠航していたが、大型船でリアス海岸をめぐった

鳥取県 鳥取砂丘 人が集まっているのは馬の背 自分は猛暑の夏に歩く気になれなかった
鳥取砂丘は鳥取県の代表的な景勝地かつ観光地だろうか。昔はもっと規模が大きかったと聞いているけど、現在の砂丘は広大とは思えないというのが個人的な感想である。恐らくは北海道的な考えもあるのかもしれない。とはいえ、炎天下の中、誰もが行くという馬の背までの距離を歩くのを拒んだのも事実である。

鳥取県 鳥取砂丘と奥に見える堤防手前が千代川河口

姫路市 姫路城 桜門
鳥取から姫路へ戻り、ようやく訪れたのが姫路城である。鳥取とは異なり多くの観光客が訪れている姫路城は、外国人客も多い史跡である。規模もとても大きく、じっくり城を探るという事をすれば半日でも足りないかもしれない。僕自身は冬ならともかく、暑い時期に城の探索は勘弁という軟弱さ丸出しの考えなのだがこれは沖縄のグスク巡りにも共通する。今回は城を周辺から見物したというレベルではあったけど、白漆喰が美しく、堂々たる天守閣を見ることができて十分満足であった。

姫路市 姫路城

姫路市 姫路城 場所によって微妙に表情を変える

姫路市 姫路城

姫路市 姫路駅北口から姫路城を望む

姫路市 炭焼あなご やま義さん あなごわっぱ
広島 宮島のあなご飯も有名だけど、姫路も穴子は名物らしく穴子を提供する店がとても多い。上の写真の「やま義」さんは専門店だけど、飛び込みで入った下の居酒屋さんでも穴子はメニューにあったほどだ。この居酒屋さんもチェーン店ではなく、地元の個人経営というお店であり、提供される料理は興味深いものばかりであった。
下の写真はメニュー表にある物ではなく、今日のお勧めとしてホワイトボードに書かれていた品である。特に感心したのはマグロ中落ちの山かけで、一般的には醤油を垂らして味付けして食べる事が多いと思うものだが、この店は出汁醤油が最初から掛けられており、新鮮かつ非常に美味しかった。刺身の鰯も鮮度は最高で、ハモの湯引きも夏を感じるものであった。

姫路市 だるまや 一成さん マグロ中落ちの山かけ 出汁が効いてとても美味であった

姫路市 だるまや 一成さん 鰯刺身とハモの湯引き

帰りの新幹線で呑んだ姫路IPA 比較的おとなしいタイプのIPAスタイルだが美味しい。但し、クラフトビールなので安くはない。

姫路の駅弁 まねき食品「旨い!たこめし」弁当 最後の旅グルメだが、タコ含め煮物全般がとても美味しい。この会社は日本で初めて折り詰めの幕の内弁当を発売した会社とのこと。
