スプリットリング・プライヤー

シマノ製プライヤー各種 トラウト系やライトソルトであれば真ん中のアドバンスプライヤーで事足りるのだが、オフショアが主流という事であれば一番大きなパワープライヤーが必要

ルアーとフックの接続にはスプリットリングが使用されており、フック交換時はリングを開くという必要があり、専用プライヤーが釣具メーカーから色々と発売されている。

一般的にプライヤー先端の片方が山型となっている製品が殆どで、大型リング用で小型リングの開閉はリング内径よりもプライヤー先端が太く物理的に使用出来ない。まあ、当たり前の話だけどリングサイズに対応した工具が必要ということだ。小型リング用のプライヤーで大型のリングを開けない事はないけど、開き方が狭すぎてフックのアイが通らない。

実際、大きなスプリットリングを開くのはかなり厄介である。線材が太いので当たり前だけど、それに装着するフックのアイも太くなっているので、リングの開き方が甘いとフック装着作業の危険度もかなり上がってしまう。そんな問題が露見したのは、先日サイトでも紹介したBKKのLONE DIABLOというフックの装着に手間取ったからだ。

1OWNER製 スプリットリングオープナー #1から#9まで対応との事なので大抵のリングはこれ一つで対応出来る

そんななかで釣具屋で見つけたスプリットリングプライヤーではなく、開閉だけの専用品であるスプリットリング・オープナーというOWNER社の製品を見つけた。#1から#9まで対応と記載されており、先端の形状もパテント取得という変わった形状の工具である。

実際、リングを開く原理は同じなのだけど、先端が左右対称になっており角度の広い山型形状が特徴だ。実際、自宅のルアーに装着されている一番大きなリング(ポップクイーン105に付属の#6リング)でも下の写真の様に開くことが出来た。

スプリットリングを開くというだけを考えると、これまで使ってきた様々な工具よりも楽だし、リングのサイズについても対応範囲が広い製品だ。その意味では非常に優秀かつ推奨も出来るのだけど、あくまでもスプリットリングを開く用途に限定される。フィールドに持ち出すプライヤーとして、お勧め出来ないどころかフックを外すなどの使い方は危険だ。

その意味で一つで何通りの使い方をしたいという事であれば、一番上の写真にあるようなマルチ・プライヤーが無難だと思う。この手の製品は色々発売されているのだけど、個人的には素材がスチール系を選んだ方が無難かなと思う。アルミ製の製品もあるけど、強度を確保する為にどうしても厚くなってしまう。

アルミ製はデザイン面では優れた製品が多いけど、やはりスチール系に比べると柔らかいというフィールだ。もっとも、対象魚が小型に限られるという事であればアルミでも問題はでないとは思う。それでもスチール系は薄くて剛性があるので、やはり使い勝手は優れているかな。まあ、最終的にはお好みで。

それでも一番上の写真に写っているシマノ製のプライヤーは、価格も性能も非常に優秀だと思う。最小サイズのそれはスペアで現地に持っていくことも多いけど、あまりに小さいので針外しとしての用途はお勧めしない。道内で言えばヒラメとかには絶対に使いたくない。テックイの意味を知ることになりそうでね。

ポップクイーン105に付属している#6リングも軽々開くことができる。

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