Diary 釣行記録抜粋版 2004年

Diary 釣行記録抜粋版 2004年

島牧(2004.3.7)道南海岸

釣友の「温泉」という言葉に見事に釣られ、島牧の塩水で竿を振った。と言っても昼に現地で待ち合わせてという安楽モードで、ライトタックルの釣りである。結果は予想通り「0」。アタリは二度ほど有ったのだが、こちらも構えていないからまず合わないね。現地の最高気温は車載の温度計で氷点下1度だった。途中、少しだけ吹雪いたけれども予想以上に暖かいなというのが実感だ。何よりも海水故にガイドが凍らないし、ライトウェーディング程度では足が冷たいと感じることはない。

水面が開いたばかりの河口域の釣りの方が悪条件だと僕は思うな。冬の釣りだから楽とは言えないけれども、雑誌やサイトで書かれている様なレベルではないのは確かだと思う。ただ、雪だけはあまり歓迎したくない存在ではあるな。顔に当たると冷たいからね。そういう意味での辛さは河口域より辛いかもしれないね。(ここでいう河口域は道東の下りアメマスの話ね)それにしても、島牧や瀬棚なんて場所は本当に久しぶりだ。間違いなく15年以上はこの地を訪れていない。距離的に札幌から三時間弱で行ける近場なんだけどね。

ま、用事がなければ普通行かないか(^_^;。ただ、釣りはともかくとして、ドライブとしても久しぶりだから楽しかったな。海岸や山の形が道東と違うからね。帰り道は雷電海岸を通ったのだけど、やはり太平洋の岩場とは雰囲気が違う。それにしても、この雷電海岸も道が良くなったなあ。狭いトンネルとくねった道というイメージなんだけど、いつの間にか岩内に到着したという感じだ。昔の道の方が雰囲気はあったなあ・・と思うのだが、それはよそ者だから感じる話で地元の人に言わせると広くて安全な道が良いと思うのは当然だとは思うけど。このドライブの途中で見かけた看板なのだが曰く「ゆるさない 密漁、密輸、密入国」なんて看板が道路に立っていた。

密漁をやめましょうという看板は昔から立っていたのだけど、最近はそれに密輸と密入国が加えたれた格好だ。密漁に関してはウニやアワビなど、海水浴シーズンなどでは一般人も対象となる事なので看板による啓蒙活動という意味で理解していたのだけど、これに密輸や密入国が加えたれたとなると素直に「はい」とは思えないよ。そういう輩が多くなってきたから看板も変わったという事なんだろうけど、僕に言わせると密漁ならともかく、密輸や密入国をする人間に看板でやめましょうと言ったところで効果などゼロだと思うんだけどな。

密漁であれば、海水浴の時に「貝やウニはとっては駄目よん!」的な受け止め方なんだけど、密輸や密入国とはねえ。何処の誰が考えたのかは判らないけど、正直なところ馬鹿馬鹿しくて腹立たしい気持ちになってしまったよ。どうせなら、殺人や強盗、放火や窃盗などもやめましょう!なんて看板も併設して貰いたいものだ。そこまで徹底してくれるのなら効果ゼロと僕は思っていても、何だか許せる気持ちになれるかもしれん。

開幕戦(2004.3.20) 茶路川

自宅を朝出発し、夕張経由で道東へ向かう。所用時間は四時間半くらいと読んでいたのだが、途中で前回訪れた島牧の宿へグローブを忘れた事を思い出し、帯広のショップを訪れた。アメマス情報を聞くと、なかなか好調の様である。時間帯によっては入れ食いなんて景気の良い話をしていたのだけど、逆にそれって数日前の話だよな?と思ってしまうのは僕だけだろうかね。

案の定、釣場につくと魚は居るけど渋い。周りも単発的に誰か釣っているという状況で僕はというと何とか一匹。長さは55cmとマアマアだけど典型的な下りアメマスで引きも重たいだけの細長い個体だ。もっとも、この時期に太い個体を選んで釣るなんて事は出来るわけがないから顔を見られただけでヨシとしなければいけないだろう。中には坊主を喰らった釣り人も居たのだから細い太いなどを口にするのは贅沢というものかもしれん。でも、細い個体は最初から判っている事であり、この時期の釣りはようやく春だという開幕の喜びを感じる祭りとして釣らないといけないのだろうな。

今日の気温はプラスではあったのだけど、氷の上に立って釣っていたから体感温度は非常に寒い釣りだよ。実際、この間初めて味わった海アメよりも間違いなく寒いと思う。釣友も言っているけど、海アメの釣りが如何に過酷か・・なんて話は話だけが先行して皆がそう思ったのではという気もするな。中には本当に寒い日もあると思うし、吹雪になったら寒いというよりも冷たさに参ると僕も思うけど、平均的な釣りを考えると道東の開幕戦の方が基本的に辛い釣りだと僕は思う。ま、どっちが辛いかなど、どうでもいいことなんだけどね。

明日は一応、朝マズメ狙いの釣りをして午前中には札幌に向けて走り出す予定でいる。今日の午後の数時間・・明日の午前の数時間・・考えてみると移動時間の方が長い遠征なんだよな。会社の連中に釧路まで釣りに行くと言ったら、呆れて変人扱いされたけど、一般人から見ると確かに無駄な事をしていると我ながら思う。でも、誰が何処に行こうが余計なお世話だよな。「黙れ!馬鹿野郎!」と言いたいところだけど、こんな事で人間関係を壊すのも何だしな。でも、ここって会社の人間の一部は読んでいるみたいなんだよね(笑)。知った事ではないけど(爆)

渋い(2004.3.21) 茶路川

昨日の釣り場へ明け方からアタックした。ところが渋い渋い。9時半には「こりゃ、駄目だ」という事で上がったのだが、その間にアタリ3回で取ったのが一匹。このアタリも一度は合わせた時にすっぽ抜けた感じだったからともかく、もう一つはくわえている様な違和感という奴ね。水の色は非常に良いんだけど、大きな魚群ではないという事とスレているんだろうな。あと、河口の状態が例年と違っているようで干満潮による河口域の流速の変化が非常に少ない。今日は大潮だった筈なのに、干潮の9時くらいでも、ほんの僅かに流れているかなという感じだ。

ここまで流速の変化が少ないと喰いの変化に影響があるのではと思うけど、実際のところもっと大きな群が居れば釣れるんだろうね。9時半以降の釣果は判らないけど、今日のベスト・フィッシャーマンは僕と同じくらいの時間に入った北見のFFMだと思う。一匹ばらしたけど3匹キャッチしたという事だった。見た限りでは、あと一人の非常識なFFMが一匹釣っているのを見ただけかな。何が非常識かというと、ちょこちょこ人の横に来ては僕の真正面にキャストする大馬鹿野郎だったからね。この手の人間に釣れるのは悔しいのだけど、チビだったのがせめてもの救いだ。氷の上に乗って釣っていたのだけど、こいつの場所だけ氷割れないかなと真剣に願っていたよ(笑)。

今日の一匹は、シャロータイプのフローティングミノーでの釣果だ。昨日、釧路のショップで仕入れた物だけど結果が出て良かったよ。写真集にアップしているけど、この時期にしては太いアメマスだった。上半身しか乗せていないのは、ちょっと魚体に難があるからなんだよね。尾鰭の上が欠けてみったくないんだよね。鰭が欠けていると言っても、引きは強烈だったし、それが彼(彼女)の価値を落とすというわけじゃないんだけど、写真上は少しだけ見てくれを気にしてしまうんだよな(^_^;。

結局、昨日で一匹、今日で一匹。合計8時間くらいの釣りだから時速0.25匹か。決して良くはないよね。ただ、今日は一時間くらいは釣りにならなかった。上流から薄葉氷が流れてくるんだよね。例え0.5mmだとしても氷が流れてきたら釣りにならない。ま、海アメに使うような80gなんてジグであれば関係ないだろうけど(^_^;。そうそう、アベレージは50を超えたよ。2匹しか釣っていないのだからアベレージも何もないか(笑)

遠征初日(2004.4.15) 道東河口域

第二の開幕とも言える道東河口域へ遠征した。事前の情報では水が少ないとか、未だ凍っているという事だったのだが今年は例年以上に暖かい日が多いようで6時間かけて到着した釣場を見ると、水は少ないものの全て水面が開き何とか釣りになるようであった。

僕に少し遅れて合流した釣友と共にさっそく竿を振ると、少々シビアなアタリが多いものの小型ジグを使っての超遠投作戦が当たり、朝方は正に爆となった。但し、午前中は型がイマイチで午後の夕マズメ前にこれまたジグを使った釣りで数本良い型を見れたので良しとするしかないだろう。

結局、朝から晩まで釣ったのだが終わってみると、数も型もまず言うことはないという春久しぶりの遠征となったような気がする。ほぼ徹夜で走ったのだからこれくらいはと思うけど、願い空しくという遠征の方が多いから嬉しいね。これだけ充実した釣りとなると釣りの疲れはドップリと残るけど、仕事のストレスは何処かへ行ってしまう様だ。かなり無理して休んだ甲斐があったというものだ。これで坊主など喰らったら職場で顰蹙で釣れないストレスが溜まるわで今夜当たり立てない位のやけ酒だったかもしれんものな。

遠征二日目(2004.4.16) 道東河口域

昨日好調だった釣場へ向かう道の両側にある牧草地に夥しい数の鹿の群れが居た。牧草地に居る分には全く構わないのだが、道を渡ろうという鹿が居なくて助かったな。何度も書いているけど、一度鹿と激突した人間なので鹿はある意味で熊よりも恐ろしいのだ。もっとも、そんなに怖いというのなら絶対に安全な速度で走れば良いと我ながら思うのだが釣りへ向かう時だけは正直飛ばすなあ。同業者らしき車だったらぶち抜くもんね(笑)

結果から先に言うと、今日は午前中で25匹くらい。午後は2匹と一匹スレ掛かりという午後は絶不調という一日だった。昨日に比べて朝から気温は低かったんだけど、午後から更に冷え込んできたという事も影響しているんだと思う。今日全般的には型は小さい物が多かったのだが一本だけ50アップが出たから良しと思っている。嬉しかったのが移動した他の釣場で良い色だよな~と思っていたディープダイバー系のミノーの反応が良かった事か。渋いと聞いていた場所なので尚更嬉しいな。釣った事は勿論嬉しいのだけど、これは良いなと自分で見立てたルアーに掛かると「やったぜ!」と思うのだ。

その意味ではフライやルアーでもハンドメイドを使っている釣り人は魚が掛かったら嬉しいんだろうなあ。じゃ、自分もと思わない訳じゃないけど、恐らく挫折すると思うね(笑)。さて、明日は今回の遠征で釣りをする最終日だ。何処へ行こうかと思わないわけじゃないけど、天気予報を見ると明日は昨日も含めて一番暖かくなる様な予報だ。しかも天気は曇り・・。こりゃ、朝から行くしかないと思っている。まあ、釣れるかどうかは明日にならないと判らないけど、偶には連荘で同じ釣場を攻めるというのも面白いかもしれない。

今回の遠征で一日くらいは顔を出そうかなと思っていた釣場もあるのだけど、昨日は絶不調で今日はボチボチという情報を得て、最終日には辛いなと判断した。当たれば数釣りは出来る場所何だけど、一番厄介なのは車から歩いて40分以上掛かるという事ね。行きは良いけど、帰りが面倒でねえ(^_^;。昨日今日と釣果が全くという状態であれば行こう!と思うのだけど、何だかんだ言っても二日で優に80匹を超える釣果なのだからハングリー精神も薄れてしまうのだ。シーズンは春だけではないので今年の晩夏か秋に何度か訪れる事になると思うので、独特の雰囲気の中での数釣りはその時に楽しむ事にしようと思う。さて、明日はどんな釣りが出来るのだろうか。

遠征総括(2004.4.17) 道東河口域

今日の昼前で今回遠征の釣りを終えた。天気予想に反して、朝はかなりの冷え込みとなり活性も上がらず、好調だった釣場は時々小物が遊んでくれる程度だ。数はツ抜けの15匹だったけど、如何せん型が小さいから釣っていて面白くない。それでも二日半で一束の釣果を得たのだから贅沢は言えまい。数は上に記した通りで最大58cm、最低18cm(笑)。50アップは結局5本か6本かな。

基本的に三日も同じ場所で釣りをしているので大きいのは何本と言っても記憶が非常に曖昧なのだ。それだけ釣れたという事なんだけど、やはり初日の爆発は大きいし記憶に残るね。記憶に残るとすれば昨日の目利きしたミノーの一発と今日帰り際によった別の釣場で同じミノーを喰ってきたアメマスだろうか。久しぶりに躊躇無く引ったくる様なアタリとそれに続くファイトは60アップかと思った程に強烈だった。

釧路近辺の春アメとは全く異質な魚だと思う。元々、コンディションが良いアメマスばかりの釣場なので一度これを味わうと細いアメマスは開幕という祭りじゃなければ釣る気持ちが薄れると思うほどだからね。何れにしても、釣りをした三日間は非常に楽しかった。仕事の事もすっかり忘れてしまったしね。明後日から悲しい現実が待ち受けているのだけど、明日というクッションがあるのがせめてもの救いだろうか。

ダメモト釣行(2004.4.28) 十勝川

迷ったあげく、遅い時間に十勝川へ向かった。途中の河川状況を見ているとかなり濁っている。一番やっかいな大支流である利別川の色をみて「こりゃ、ダメだ」と思ったね。アメダスの雨量を見ただけなんだけど5mmとかいう雨が断続的に降られたら本当の渓流域以外は現在の北海道であれば殆どの川は濁るわなあ。例外は自然状態にある湿原河川で水位は上がっても簡単には濁らない。

とりあえず河口へ到着したんだけど、予想に反して濁り自体は致命的な状況ではなかった。決して澄んでいるとは言えないけど、昨年の連休に釣った時よりも若干濁りがきついという状況だ。もっとも二時間くらい竿を出していると潮が引いてきた時は岸からの濁りがかなり入っていたけどね。いずれにしてもトータルで考えると釣り人は僕一人と後から地元の兄ちゃんが軽トラで河口に乗り付け竿を振っているだけという状況だから冷静に考えると今日竿を出すなど阿呆かもしれん。

ただまあ、こういう日はダメか釣れても一匹・・この一匹がトロフィサイズなんて期待をしてしまうのも釣り人の性なのかもしれん。釣果?当然だけど釣れるわけがない。でも、一匹掛けたんだけどね。これがアメマスなのかウグイなのかヌマガレイなのかは姿を見ていないので判らない。途中でバレてしまったもん。5秒くらいかなあ、感触を楽しんだのは。ただ、そのファイトからカレイじゃないのは確かだと思う。残るはアメマスかウグイか・・。何とも言えないなあ。アメマスだとしたら35cmくらいだと思うんだけど、十勝川の下流域って50cmなんてウグイが居る場所だからねえ(笑)。当初、釣り場近くに泊まる予定だったんだけど、車中泊とかボロボロの安宿に泊まって明日も坊主だったら何しに来たんだという事になる。それだけは避けたかったので、これから帯広の繁華街で一杯やる予定。明日も一応は早朝から竿を出したいと思っているけど、流石にあまり期待できそうもないしね。早い話が酒に溺れるという事だな(笑)

何とか型は(2004.4.29) 十勝川

昨夜ラフロイグを飲みながらBARの店主と馬鹿話をしていたせいで、今日の朝は二日酔いであった。食事をしてから飲みに出かけたので60度近い酒もスイスイと喉を流れ落ちていくんだものな。気がつくとボトル半分は軽く飲んだ計算になる。流石に起きて直ぐに食事を食べられる僕も今日の朝は食欲は全くない。途中のコンビニで久しぶりにスポーツドリンクを買ったくらいだからね。そんな頭の重たい状態で国道をぶっ飛ばして河口へ向かったのだが、途中のコンビニで釣友の車が居たような気がした。やはり、その車は釣友だったようで、釣り場で「えらく飛ばしていたね」と言われたものなあ。

帰り道はゆっくりなんだけど、行きだけはどうしても飛ばしてしまうんだよなあ・・反省。釣りの状況だけど、明け方から9時過ぎまで釣って40cm弱を3本とバラシ1本。バラシた一本は、もしかしたらサクラかもしれない。白っぽいし体高あったからね。何れにしても、釣果的には大した事はないけど、昨日坊主喰らった身としては最初の一本が出たときは、ほっとしたなあ。

やはり、干満による流速の変化で喰いが全く違うようで今年は上げ潮8分と下げ潮8分くらいがいいみたい。昨年は浦幌側で釣ったんだけど、あちらは一番良いのが干潮時であった。ウェーディングが必須のポイントだから当然なんだけど、今年の河口・・それも大津側という事であるなら満潮時間を考えて釣った方が効率がいいと思う。ただ、GW中はそれなりの人で混雑しそうだね。今日も最終的に結構な人出だったんだけど、一部の馬鹿親父連中は誰かが一匹を釣ると平気で割り込んでくるから釣っていて正直気分を害する事が多いよ。

口論するのも面倒なので僕はこの手の親父が近づくと避けてしまうのだけど、その避けた場所で僕が一本釣るとまた寄ってくるんだものなあ。釣り人だから魚が好きなのは判るんだけど、僕はこの手の親父は大嫌いだから寄ってくると困るんだけどねえ。あと、一つだけ余談なんだけど釣れ続けている時は良いんだけど、喰いがとまったなんて場合は誰も竿を出していない場所に入ってみるのも有効かもしれない。今日もあるポイントに人が集中していたんだけど、一時喰いが立って、それからさっぱり状態。数十米離れた場所へ移動してシュッと竿を振ると一発目でドン!だもの。一匹だけなら偶々と思うけど、その後も反応があって結局バイトしてきたのは3回あったからね。

今朝の僕の釣果・・・3本なんて自慢にも何にもならないけど、釣っていた釣り人の半分くらいは坊主喰らったんじゃないのか?という感じだったので釣った方だと思う。型ものでもないし、数も一桁違うよなあという感じもするけど、春は先の遠征で数も型も満足しているので十勝川は連休頃にここで竿を振るという祭りみたいなものだ。だから何本か型が見られたらそれで十分。勿論、昨年の様に一時はワンキャスト・ワンフィッシュ状態にこした事はないけどね(^_^;

それと、明後日からは大部分の人が連休に突入という事になると思う。今日以上の交通量となる道内各地だと思うのだけど、道中は十分気をつけて欲しい。日勝峠だけで事故が二つあった。あとキツネがペッチャンコになっているのが一カ所。体が真っ二つに引き裂かれているのが一カ所なんて感じだ。キツネはともかく、車両事故の方は損傷から見ると完全に無理な追い越しをして、対向車が来てというパターンみたい。

正面衝突しなかったから死んじゃいないだろうけど、車の側面が前から後まで潰れているなんて久しぶりに見たよ。僕も夜中ぶっ飛ばしている人間だから偉そうな事は言えないけど、混雑している道などでは流れにまかせてのクルージングばかりだぜ。この時期は遅い車が必ず前に居るのだから抜かしても全く意味がないだもの。コーナーを飛び出して谷底に落ちて炎上なんて単独事故はどうぞ御自由にと思うけど、混雑している時は大抵人に迷惑をかけてしまうから気をつけないとね。

渋いね(2004.5.2) 十勝川

人出は予想していたけど、魚の出は予想外に悪かった十勝川だった。昨日は中型ながらも二桁というのが釣友の釣果なんだけど、今日の十勝川で一緒に釣って二桁釣った人が居たら「一生僕になります」と宣言しちゃうくらい渋い状況だった。理由は色々あるんだと思う。29日よりも濁りは強いし、朝は氷点下三度まで冷え込むし、何よりもGWという事もあり連日釣り人がルアーやらフライやら今日に至ってはブッコミ釣りをしている釣り人まで居るのだから魚が学習しても当然だろう。

今日の満潮は明け方前。明け方入ったときは下げてきているというタイミングだった。午後1時くらいに今日二度目の満潮を迎えたんだけど、その時点で諦めてしまった。午後の下げ時に食ってくるという事も十分考えられるけど、朝方よりも濁りが強くなっていたので爆になるという事はちょっと考えにくい。帰り道に河口橋の上から本流の様子を眺めたけど、大津側は比較的澄んでいて、浦幌側が真っ茶色という感じだった。今日も朝から大津側で釣っていた時も対岸の水が赤っぽく見えていたんだけど光の加減ではなく本当に濁っていたみたいだね。

で、肝心の釣果。29日と同じで3匹。岸で抜こうとしたらフックが外れたのを加えれば4匹か。バラシというバラシは少なかったけど、数種類のスプーンには反応はあったな。但し、この反応というのはカラフトマスの前アタリよりも合わない手応えだね。極めて短くコン!という感じで出るので合わせようがないんだもの。今日唯一「やったね」と思ったのが最後の一匹だろうか。河口の浅瀬に5cmくらいの小魚が水面直下をウロウロしていたんだけど、それに似たサイズと泳ぎを演出したところ運良くガツンと喰ってきた。マッチ・ザ・ベイトなのかどうかは判らない。

だって、それっきりなんだもんね(笑)。まあ、運が良かったんだと思うけど少なくとも釣れたじゃなくて釣ったと言える一匹だったから渋い状況の中で唯一の嬉しい出来事だったな。今日は釧路へ泊まって明日はどうしようか・・・・?既に釣り場は決めているのだけどね。時期が時期だけに辛いのは変わらないと思うけど、明日は二時半起きで出撃する予定だ。数はそれなりでいいから大きいのを釣りたいなあ。70アップなんてのは無理があるにしても60前後の奴なら一匹で満足出来ると思うしね。

やっぱり連休は(2004.5.3) 道東河口域

混雑こそしなかったけど、今日の釣り場もイマイチだったなあ。今日こそ人が居なかったけど連日誰かが竿を出しているのは間違いないと思うし、そもそもシーズン終焉の季節に差し掛かっているから当然と言えば当然か。朝の薄暗い時間に三本だけポンポンと釣れたけど、その後が単発となり結局6本。本というより匹に近いなあ・・今日の型では。極端に小さいのは釣れなかったけど30cmから35cmというサイズがねえ。

これなら一本で良いから0cmの方が(もっと大きければ尚良いけど)何倍も良いな。決して大物ばかりを狙っているわけじゃないけど、アメマスの場合はやはり最低でも35cm以上は欲しいところだ。これでも恵まれているぞ!と言われそうだけど、誰が何と言おうとアメマスで30cmはチビとしか言いようがないのだ。もっとも30cmであろうと爆発的に入れ食いなんて事になるとそれはそれで面白いんだけどね。書いていて矛盾を感じるけど、所詮僕の釣り姿勢などその程度のもんじゃ(笑)。午後から別寒辺牛川の本流へ寄ってみた。

河口近くは人で一杯だろうという事で釣り人の喧噪を避け上流の国道にかかる橋から下ったんだけどアタリすらない。シーズンが一ヶ月近く違うから当然と言えば当然なのかもしれない。早々に撤収し、釣友と解散という頃に雨がポツリと降ってきた。このタイミングだけはバッチリだったね(^^;。明日は釣りをしないで真っ直ぐ札幌へ帰る予定。宿の朝食も付けたことだしね。初めて泊まるホテルなんだけど、どんな料理が出てくるか少々楽しみではある。朝のバイキングの話だけどね(笑)。ホテルに入っているレストラン・・難しいところだけど値段が高いのが唯一の難点ね。たまには高くても美味しい店もあるにはあるんだけど、それは大抵テナント店のような気がする。

直営店で「これは!」と思う店って少ないんじゃないのかな。とホテルのレストラン評論を出来るほどそういう場所に泊まっているわけじゃないから僕の勝手な先入観だと思うけどね。でもねえ、誰が何と言おうと3000円近くする朝食は歓楽街のボッタクリと同類だとは思う。素材は安宿よりも少々マシになっているけど、何でそういう値段になるんじゃ?と思うわけ。ちょっと気取った店のランチが食べられる値段と一緒なんだものなあ。朝食で高い店というのはスクランブルエッグに金箔でも混入しているんだろうな、きっと。

釣り旅(2004.7.23) 西別川

木曜日だった土曜出番の代替休日がスライドして金曜日に決まった水曜日の夜、発作的に釣りに行こうと思い立った。行き先は?宿は?と色々考えるのだが時期が時期だけに通い慣れている西別川へ遠征することにした。木曜日の夕方、早々に退社して夜通し別海へ向かうというパターンが一番望ましいのだけど、木曜日は夕方から変更が出来ない仕事の予定が入っていて帰宅~出発したのは夜10時少し前のこと。休みなしで走って3時半過ぎには到着するという予定だったけど、流石に途中で仕事の疲れと眠さで数回休憩を余儀なくされる。

結局、到着時間は目論見を大きく外れる5時過ぎの事であった。平日なのがせめてもの救いで何処へ行っても釣り人らしき車は皆無だ。何処へ入ろうか迷ったのだけど、結局一番安楽な7時間コースの上流に決めた。入渓前に橋から流れの様子を伺うと水の色は非常によい状況であった。普段でも多少の濁りの入っているのが今の西別川中流域だ。ところが今日はジンクリアとまでは言えないけれど、僕がこれまで見たなかで一番透明度が高いと言っても過言ではない。

早朝の気温は車載温度計で14度。計根別あたりの予想最高気温が22度くらいとコンディションは上々だろう。濃い朝霧が川一帯を覆っていたけれど、恐らく日中は霧も晴れる筈だ。入渓後、数投で大きめの当たりがあった。ジャンプを繰り替えしているのいでニジマスだと直ぐに判る。大きさは35cmくらいだろうか。足下まで寄せて写真を撮ろうとすると身を翻して流れに消えていった。悔しいという気持ちは全く無かったな。数ヶ月ぶりに竿を振ったせいか、魚の感触を味わえれば満足という思いが強いのかもしれない。

じっくりとポイントを攻めながらゆっくりと下っていく。例によって流域によって魚の出方が極端に違う。居ない場所は全く魚影が認められず、居る場所は一カ所で何匹も溜まっているという感じか。それでも、魚の活性は非常に高いようで大きな淵では小中のライズがバシャバシャ出ていた。ルアーでは勝負にならないなと思っていたのだが、全くそんな事はなく盛んにアタックしてくる。群れているサイズは25~30cmで一投毎にアタリが出る。この淵だけで数十匹は溜まっていたのではないだろうか。アタリが遠いた後でも少しポイントを休ませると反応が出るようになったからね。

アメマスやニジマスどころかサクラマスまでが追って喰ってくるのは意外だったけどね。今日はそれだけ反応が良かった一日という事になるのかもしれん。結局、午前中だけでアタリは100くらい。取ったのは半分というところだろうか。50%かい?と言われそうだけど取れないアタリの何割かは小型のヤマメだと思う。アメマス釣りばかりやっていると、あんなのは釣れんよな。早いし、フックサイズも大きいしね。昼食を挟み、午後は最上流域へ行ってみた。既に釣果は満足していたので更に水質の良い最上流域を見たかったからだ。虹別近くよりも更に規模の小さい流れは釣果に多くを求める事は出来ない。タックルもULを用いて、ルアーもチップミノーの4cmFのみ。

当然ながら、これもくわえる事の出来ないサイズも多い。ところこんな流域でも良型は潜んでいるので侮れない。一番の深場所でアップクロスへキャストし、バイカモ脇をトィッチしながらダウンへ引いてくると大きな黒い影が走る。35cmくらいのアメマスだけどULというタックルを使っていると非常にエキサイティングだった。下流で釣れた同型のアメマスよりも太っているからそのファイトは格別であった。

綺麗な流れも見たし、数は出たし・・今回の遠征は久しぶりに満足感を味わえたよ。型に関しては、当初から期待はしていなかった。そこそこの魚が遊んでくれれば十分だ。もっとも交通事故とはいえ、50cmくらいの魚の引きは何度かあったわ。余談だけど、今日はラパラCD5 CG 5cmしか使っていない。これさえあれば瀬だろうと淵だろうと関係なく釣れる。おまけに回収器なしでルアーのロストはゼロ。良い釣りだった証拠かもしれんね。

牛川(2004.9.4) 別寒辺牛川

先日の台風で水量が増えているかなと思っていたのだけど、根釧地方の降雨量はそれほどではなかったようだ。別寒辺牛川の上流域は平水に近い水量の為に中下流に比べるとポイントは少ないままであった。今回、初めて同行するN氏と共に安楽な短い区間を釣り下ったのだが、釣果は僕の二匹だけであった。バラシが二回あったので魚の反応は4回というところか。好漁とは言えないけれど、今の季節に遡上アメマスが出れば文句は言えない。元々、キャパも無いし水量とポイントの数を考えるとむしろ上々という気持ちがあるくらいだ。

釣ったアメマスも典型的な場所から出てきて嬉しかったね。ちょっとシビアなのがボサと倒木の川なので走られると厄介かな。何せルアーを引く距離が1mしかないなんてポイントで竿を出しているからヒットした瞬間に寄せに入らないといけない。昨年、この流域としては大型の50後半と思われる個体を掛け、一気に走られてそれでおしまい・・なんて事があったのを思い出したよ。早々に牛川を上がり、西別川へ。

魚は居るのだけど型はチビばかりで僕は正直気が滅入ってしまった。ところがルアー初心者のN氏は小型ながら初めてルアーで北海道のアメマスを数匹掛ける毎に本当に嬉しそうにしている。その姿を見ていると、これはこれで良いのかなと感じたな。釣りを始めた頃はたとえ一匹、たとえ小さくでも楽しかった筈だと思い直した次第だ。僕の場合はそれは小学生の頃だったけど、徒歩から自転車、社会人になってからは自動車と行動範囲が広がり、タックルも高価になり、腕か運なのかは判らないけど、それなりの型の魚を掛けるようになり贅沢になってしまったのかもしれん。

これを期にたとえ小さな魚を一匹でも初心も戻って感動を・・なんて事は100%無理である。人生に関しては、限界という悟りを得た感があるけれど釣りは悟りなど一生無理だと思う。大きいのを数釣りたいと常々思うもんね(^^;

砲弾(2004.9.5) 道東河口域

今日は河口域で遡上直後のアメマスを狙って釣りをした。ちょっとしたアクシデントがあり出発が30分ほど遅れたのだが、到着した直後の河口域は静粛そのものであった。最盛期には夥しい跳ねが水面を揺らしているのだが、今時期はまだ遡上する個体も少ないのか水面は鏡の様に沈黙したままだ。何度もキャストを繰り返すものの、時折あるアタリは小型のそれで実際に釣れてきたアメマスは20cmあるかないかという稚魚のそれであった。

希に良型の魚のライズはあるのだけど、これがアメマスなのかカラフトマスなのかは判らない。しかも、河口のかなりの範囲に水草が茂りキャストを少しでもミスすると容赦なく葉がフッキングし閉口してしまう。ようやくアメマスと言える魚が釣れたのは11時近くなってからだろうか。偏光グラス越しに見える水草のない空いた場所の事だ。しかも、この釣り場ではあまり使わないディープダイバーにアタリがきた。水中に見えるアメマスはサイズは中型なのだけど、引きは強烈で簡単に寄ってこない。

途中から半ば力ずくで岸に寄せ魚体を見ると見事な砲弾型をしている。尾びれも団扇の様に広がっており、この魚が少し前まで荒れた太平洋で揉まれた魚であることが判る。結果的に同じ場所で同じメソッドで釣り上げたアメマスは五匹。型は42~3cmという中型サイズだけど、全てが砲弾型をした遡上ものであった。チビを含めて釣果は12匹。微妙な数ではあるけれど、狙っていた遡上直後のアメマスが釣れた事で今日の満足度はかなり高いものとなった。明日は同行しているN氏を釧路空港へ送っていく予定。昼の便だから午後からは近場の川で遡上調査かな。火曜日くらいまで釧路を基地として周辺の河川を攻める予定である。降雨が少ない様で釣果があるかどうかは難しいところだけど、何とか大型のアメマスを釣り上げてみたいものだね。

河口域~別寒辺牛(2004.9.7) 厚岸界隈

再び河口域を訪れた。今日は満潮が夕方一回だけで朝から日中はだらだらという潮回りだった。魚の数が多ければ、この手の潮でも釣りになるのだろうけれど、流石に今時期はそれは甘いと言わざるをえない。魚自体は一昨日よりも入っている様で時折大きなライズが出ている。但し、ライズの数に釣果が比例するわけではないのが辛いところだ。5時から8時半くらいまで竿を振り釣果は2匹と一匹のバラシ。ただ、型は良く52cmと50cmの砲弾アメマスであった。

8時半過ぎに場所に見切りをつけ近場にあるもう一つの釣り場へ向かう。最盛期は10月下旬から11月上旬という典型的な越冬アメマスの釣り場なのだが、今時期の遡上群も居るのは間違いなく運が良ければ型物が釣れるかもしれない。その願い通りになれば言うことはないのだが、結果は稚魚と言えるレベルのチビが数回アタックしてきたのみで流石にまだ早すぎるというのが結論だ。もっとも、遡上タイミングが合えば爆という可能性もあるわけでチャレンジし続ける価値はあるのかもしれん。

但し、それが出来るのは地元の釣り人だろうな。昼食を挟んで、別寒辺牛川の上流へ向かう。先日入渓したばかりなのだが、昨夜道東は結構な降雨があり、魚が動いている可能性もある。多少の期待を抱いて同じコースを釣り下った。結果は7匹掛けて上げる事が出来たのは4匹。残りの三匹はというと完璧にフッキングはしているのだけど、場所が悪すぎて倒木に潜られたりしてラインを切ったものだ。誰もが簡単に攻める事の出来る場所は何も問題はないのだけど、シビアな場所へロッドを通してキャストなんて事をすると掛けるまでは何とかなるのだが、それからが非常に難しい。

タックルも腕と共に運が必要になると思う。タックルというのは60cmくらいまでは一気にゴボウ抜き出来る強さは必要という事ね。今回ラインを切った魚を捕りたかったらね。でも、そんなタックルでのアメマス釣りはやりたくはない。一厘でも細い糸で魚を釣り上げる・・なんて考えは無いけれど、やはり超えてはならない一線はあると僕は思う。それは、ともかく。今回の別寒辺牛川の釣りは二時間弱だったけれど、釣りの内容は非常に濃く楽しかったよ。型は45cm止まりだったけど、これ以上の型を掛けたら川に飛び込む羽目になる様な気がする。

掛けてはいないけど、二回ほど一升瓶の様な太さのアメマスがルアーを追ってきたんだよね。大きな倒木の下なんだけど、あれが間違って掛かったらバラシ覚悟で一気に倒木から引き出すと同時に沈覚悟で川に飛び込むしかないと本気で思ったよ。幸運な事に二回目の追いでルアーを見切られてしまったけどね。そんなわけで、今回の遠征は今日の別寒辺牛川で十分満足出来た気分だ。その証拠に今日の宿へチェックインした時に明日の朝食もつけちゃった。普段、宿で食事をするなどまず無いからねえ(^^;。

初冬遠征Part1(2004.10.24) 道東河口域

今年はあと二回と考えていた遠征の一回目が終了した。例によって道東方面の河口域なのだが、結果から言うとイマイチという状況であった。数的には28本と昨今の釣り事情を考えるとマアマアの部類だろう。ところが、その釣れ方は朝方だけパタパタと釣れた後は間隔が徐々に長くなっていき最後は釣れる気がせんという状況になってしまったからね。潮回りもメリハリのない日だったからと思いたいのだけど、現地で合流した某煎餅を夕食にしていると言う御仁はバカバカ釣り上げていたから潮回りを理由には出来んな(^_^;。

ちなみに某煎餅というのも非公開だ。極めてローカル色が強い様なブツである為、固有の釣り場はともかく大凡の遠征場所を言っている様なものだからね。もっとも、それは建前でバカバカ釣っている御仁に間違いなく俺だと思わない為の逃げではあるのだがね(笑)。ちなみに、この煎餅・・・I氏が旨いらしいですよ・・というので買ってみたのだが個人的な感想は可もなく不可もなくというところでした。明日からは急遽出張が入っていて来週は遠征不可。もっとも、次の予定は平日に休暇を二日もぶち込んだ豪華版の予定だ。道東地方もちょっとだけ遡上が遅れている様な気もするから、その頃は丁度良いのかもしれないね。一年最後の遠征は「笑いが止まりません」と書きたいものだよな。

道東遠征ファイナル(2004.11.4) 道東河口域

道東への遠征は今年最後かもしれないのだが状況は芳しくない。先週、何名かの知人が今回の釣り場を訪れており何れも絶好調というものだったのだが今回はその面影もないという感じだ。一週間も離れていないのだがアメマス釣りの場合は一日でも全く違う事があるから不思議な事ではないかもしれない。ただ、今回に関しては訪れる前から爆は無いだろうとは予想していたんだよな。潮回りが違うし、その間の休日は人出はそれなりだったと思うからね。ま、釣れない言い訳だろうと思われても結構だ。

結局、今日は調査をかねて三つの釣り場を転戦した。結果から言うと釣りになるのは一つだけだね。二つは例年通りであれば釣りになる時期なんだけど、釣り場の状況を色々確認すると遡上してないと思う。半月後くらいかなと思うけど、11月後半になると一気に寒くなり結氷という可能性もあるから今年は辛いかもしれんな。唯一釣りになったのが先週の好調報告されている場所で4時間釣って15本。「釣れない」と言いたいところだけど、そういう事を書くと色々問題があるから多くは語らん。

これまた結果論になるのだけど、やはりタイミングが勝負の釣りであるのは間違いない。でも、やはり過去の結果を参考にしても大潮の時期がやはり釣れる確率は高いと思うね。それも今時期の日中に二つの山を向かえるようなタイミングね。具体的には先週の様に明け方前に満潮を向かえて、釣り始めるくらいの時間に引いていって、更に午後から潮位が上がってなんて変化のある時が良いという事だ。これは道東に限らず海や河口域での釣りでは重要な事だろうな。そのタイミングで休めるかどうかが爆の条件か・・。勤め人はなかなかねえ。

昨日よりはマシ(2004.11.5) 道東河口域

何と言っても天気が回復しているのが大きかった。昨日はアゲインストの風で霧雨がまともに吹き付ける中の釣りで眼鏡のレンズは常に水滴だらけという状況だったからね。釣果の方は昨日よりマシで30行くか行かないかというレベルだったと思う。ただ、同行した道南の巨人は連続水面炸裂モードに入っていて70本を軽く超えただろう。

エッグを使ったルースでの釣果なのだがルアーオンリーで挑んだ僕と僕の師匠は途中苦戦することが多かったな。これだけ釣果の差があると考えてしまうよな。何を考えるというと「人間諦めが肝心」という事ね。途中、エッグを分けてもらい玉浮とショットをかませて遊んでみたけど、ルアーであれを投げるというのは根本的に無理がある。いっその事フライに手を染めれば話は簡単なのだが、あれだけの釣果の差を見せつけられてもフライの世界は入ろうとは思わなかったから僕もかなりの頑固者だと我ながら思うよ。

そういう意味で釣りに関してはかなりマゾっぽい人間みたいだな。それはさておき、過去の爆発した時を比べてしまうと見劣りする今回の遠征なんだけど、冷静に考えるとやはり釣れる場所だよね。遠い事とタイミングが悪いと厳しい釣りになるというリスクはあるけれど当たればそれこそ楽園状態だから通ってしまうのだ。それと釣り場周辺の風景が好きだ。道東は魚影が濃いという理由もあるけど道東の風景は何度見ても飽きないもの。今日は暖かい一日で釣り終えて車に戻り窓を開けて暫く走っていたのだが、心地よい風と青空の下に原野が広がっている風景が何とも心地よかった。そう考えると楽しい良い遠征だったと宿に帰ってきて心底思うよ。

惨敗(2004.11.6) 道東河口域

宿で朝食をとった後に某河口を訪れると河口が完全に開いていた。昨日までは閉じていたのだが昨日の夕方水路を造るべく、仲間二人と溝を掘りに行ったのだが同じ事を考える人間も居るようで細いながらも人工的な溝が作られていた。それを少々広げた結果かどうかは知らないけど、一晩で完全に開いてしまうというのも感心してしまうな。河口に掛かる橋の上から川をのぞくと大小のアメマスが群れをなして遡上している様子が見え否応無しに期待が高まる。

ところが朝食を食べてなんて時間からはルアーには反応せんのよね。午前中は何度かのショートバイトがあっただけで坊主。最近気に入っている近くのレストランで昼食を挟んだ後に再びチャレンジしても更に状況は悪くなっている。こりゃ駄目だと完全坊主を覚悟したのだが本当の河口近くで4匹ほどポンポンと上がり最悪の事態は回避した。但し、型は35cmくらいのチビで気落ちして写真を撮る気にもなれんかったな。

何度か場所を行き来しているうちに待望の大きなアタリ。フッキングも完全だったのだが30秒ほど耐えた後に何故かフックが外れた。身切れしたのか掛かりが浅かったのかは判らないけど、バレてしまった後では原因などどうでもいいよな。魚が溜まっている事を確認出来たので上流で竿を振っている仲間に知らせた後にもう一度良型のアメマスが掛かった。ところがこれまた10秒でバレ・・。元々腕は良いとは言えないけど二度もバレると余程運が悪いんだとしか思えん。

フライでチャレンジした仲間と言えばコンスタントに釣っていたポイントだったのだが、この二度目のバレを最後にルアーに口を使ってくるアメマスは居なかったよ。今日の宿は仲間が釧路、僕は帯広という事で釣り場で別れたのだが恐らく仲間は昨日今日の釣りを振り返り勝利の美酒に酔っている事であろう。こちらといえば何匹か釣れたとはいえ二度の大型アメマスのバラシで気分は惨敗だ。

少し前に宿に着いたのだが、これから軽く飲みに出る予定である。やけ酒だと思っていたのだが僕と同じように帯広から転勤した飲み仲間から電話が掛かってきた。BARのマスターも同じ事を言ったのだが曰く「これから飲みに来い」だと。勿論、冗談に決まっているのだけど、こちらも後で行く予定だったので「後から行くよ」と答えてはおいたけどね。でも、店に顔を出したら本当に来るとは思っていないから驚くだろうね、きっと。予定外の親睦会となりそうな今夜だけど、敗者の酒である事実は無くなりはしない。ただ、敗者である筈の僕が一番上等の酒を飲むというのも変な話だとは思うが。

納竿(2004.11.22) 道東河口域

十勝遠征の予定でいたのだが月曜日に出番の振休を入れる事が出来た事、また釣友の十勝遠征が中止となった事も重なり最後にもっと東へ車を走らせた。結果からいうと10本と寂しい釣果に終わったのだが、取りあえず魚の顔が見られたのだから良しとするしかない。宿を出発し釣り場に着くと丁度釣りになる明るさだったけど、目の前の水面が凍っていた。予想では氷点下にはならないと思っていたのだが、都市部の予想と釣り場は全く違うという事だね。都市部で数度の予想だったら原野では数度低くても不思議ではないということだ。

結氷も全面ではなく、いつものポイントは開いているのが救いだった。おまけにポイントの向こうに丹頂が居たな。例年のつがいと同じ個体だろう。特別鳥が好きというわけではないけれど荒涼とした原野に白い体が揺れているのは綺麗だと思う。釣りの方は水位が極端に下がっている為、一投毎に枯れ葉や草がフッキングして閉口してしまう。ミノーへの反応は皆無でスプーンやジグにはボチボチという感じだけどショートバイトが多くかなりスレている事が判る。そんな中でもバッハは反応が良かったな。

定番と言われるだけの事はあると思うよ。もっとも、あの派手な動きは一匹釣れたらおしまいだ・・・スレていなければ連続するけどな。魚が居る事はライズの数で大凡は判るけどルアーにもフライにも辛い状態になっているようだ。夕方まで釣っていて二人のフライマンが来たけれど魚の姿は二匹だけだったからね。ま、こちらもそのフライマンも下手なだけという可能性もあるのだがね^^;。暗くなるまで釣る予定だったけど、昨日の夕まずめに下見した時の反応を考えると爆になるとは思えず明るいうちに撤収開始。

帰る最後の最後で波打ち際近くの溜まりでミノーを投げると竿を押さえ込むようなアタリ。魚影を見ると60は軽く超えている。最後の最後で良型が来たと思っていたのだが岸まで寄せるとアメマスではない。アキアジかと思ったのだが良く見ると婚姻色がうっすらと出かかっているカラフトマスの雌であった。この時期にカラフトが?と思うのだが背中の黒点と独特の尾鰭は紛れもないカラフトマスだ。

都合よく雄が居るとは思えず、恐らく産卵もままならず死んでしまうのかと思うと少し複雑な気持ちになったな。このカラフトマスがおかしな今年の秋から初冬の釣りを代弁しているのかもしれないね。釣果は芳しくなかったけど、一年の釣りを無事に締めくくられた祝にこれから一杯飲む予定。タリスカかラフロイグかロングロウ…全て癖のあるモルトばかりだな…。