2015 初夏の山上湖と花畑

この日は降雨予報であったが、幸いな事に午前中は曇天で経過した

この日は降雨予報であったが、幸いな事に午前中は曇天で経過した

湖水のオショロコマは美しい

湖水のオショロコマは美しい

然別湖の湖水に住むオショロコマを、地元ではミヤベイワナと呼んでいる。学術的にはオショロコマの亜種であり、本来はプランクトン・イーターである。難しい話はともかく、ダム湖を除き、止水に生息するオショロコマは僅かな場所でしか生息が確認されていないようである。

現在、レギュレーションが決められ、釣りを楽しむ事が出来る然別湖だけど、釣りとしてオショロコマはそれほど楽しいものではない。でも、この美しい姿を見てしまうと年に1度はこの魚に会いたくなってしまうのだ。

朱点が薄い個体が多いのだが、この魚は綺麗な色をしていた

朱点が薄い個体が多いのだが、この魚は綺麗な色をしていた

周辺の森は深い。しかし、然別の森は優しさを感じるのだ

周辺の森は深い。しかし、然別の森は優しさを感じるのだ

然別湖の湖岸は湖上からそれをみると、阿寒などと異なり何故かしら暖かさを感じる。標高的には然別湖(810m、阿寒は420m)の方が遙かに高いのだが、十勝という土地柄なのか広葉樹が多いからだと思う。もっとも、音更湾などに上陸してみると、シャクナゲのような高山植物が非常に多い。

レンジは浅かったがブルーバックの個体も釣れる

レンジは浅かったがブルーバックの個体も釣れる

ブルーバックが美しい

ブルーバックが美しい

帯広に宿を求め、翌日は同じ十勝の海岸線へ向かった。初夏のこの時期、様々な花が咲き乱れているからだ。若い頃、このような場所へ興味はなかったのだが、十勝海岸は素朴な自然が残されており、観光客も少なく、癒やしを求めて訪れたくなる。

十勝海岸のハマナス

十勝海岸のハマナス

暫くの間楽しめそうな雰囲気ではある

暫くの間楽しめそうな雰囲気ではある

霧のなか、支柱に大型の鳥がとまっていた

霧のなか、支柱に大型の鳥がとまっていた

セイヨウオオマルハナバチか。外来種故に複雑ではあるのだが。

セイヨウオオマルハナバチか。外来種故に複雑ではあるのだが。

ハマエンドウが咲き誇っていた 写真では判らないが大群落である

ハマエンドウが咲き誇っていた 写真では判らないが大群落である

長節湖

長節湖