2012 十勝川の河口にて

アメマスは跳ねているが、とにかく喰わない。

一昔前に比べて、十勝川河口のシーズンは早めにシフトしつつあるようで、昔はピークと言われたGW期間は既に終焉という事が多くなってきたと思う。地形の変化などの影響もあるのかもしれないけれど、降海する鮭稚魚などの放流状況に影響を受けているのかもしれない。

十勝在住の頃、白鮭が捕れすぎて市場価格が暴落した事があった。その後、増殖河川の指定を外れた川も多くあるようで、そうした影響も受けているのかもしれない。

雄大な十勝平野を流れるこの川のサンセットは、他では味わえない独特のもの。

この時期に釣れるアメマスは、3月頃の下りとは別物で力強く太い魚が殆どだ。この為、この釣りを知っている釣り人は河口に集うわけだが、シーズン最後に大きなアメマスが釣れると言われている。それは昔から言われている事で狙いは80upのアメマスである。もっとも、僕はそんなアメマスを釣った事はないので、本当に釣れるのかどうかは判らないけれど、今日の河口で流心をイルカの様にダイブしていたアメマスはそんなアメマスだったね。

この時期の太平洋は荒れの日が多い。潮が満ちてくると、川に波が上ってくる。

残念ながら2日通して、僕のロッドには魚どころかアタリすら一度も無かった。ただ、全く釣れていないわけじゃなく、散発的に何本かは上がっているし、型もそこそこの様だ。ただ、全般的には数釣りが出来る雰囲気ではないので、正に一発勝負でアタックしてみるのも良いかもしれない。

この日は終始昼寝をしていたようだ。朝方は判らないが…。