札幌も真夏の様に気温が上がっていた週末、アメマスを狙いに道東太平洋岸を目指した。波も落ち着いており、多少の濁りが気になるけど、飽きない程度に魚は反応してくれた遠征だった。何度か連発もあったので、型さえともなえば言うことはないのだけど、最後まで釣れるアメマスは中型止まりであった。
そのかわり、滅多に姿を見せないサクラマスが数多く岸寄りしていた様だ。浜全体で言えば、かなりの数が釣り上げられていると思う。でも、釣れれば嬉しいサクラマスも釣行目的からすると外道である。狙いはあくまでも アメマスなのだ。勿論、僕もサクラマスの旨さは判っている。だから、素直に喜べば良いとは思う。でも、食べる分が一匹あればそれでいいのかなと思う。
サクラマスの引きに関して、今回何本かのサクラマスを釣り上げ感じたこと。それは、やはりアメマスよりファイトしないという事だ。異論はあると思うけど、スピードではカラフトマスが勝っているし、重たい重厚な引 きはアメマスに軍配が上がる。だから、同サイズであればアメマスよりも楽に寄せる事が出来るのだ。唯一苦労するのは、物理的に重たい為、取り込みが大変だ という事だろうか。特に今回のように波が落ちている時は、寄せ波に乗せてという技が使えないからね。