2011 十勝での風景

三国峠より糠平側を望む

豊穣の大地

帯広市川西町付近

六花の森にて

六花の森にて

六花の森にて

六花の森にて

六花の森にて

六花の森にて

六花の森にて

 

旅行というほど大袈裟な事ではないけれど、土日で十勝地方を回ってきた。これまで十勝川温泉は日帰りでさえ訪れた事がなく、窓から見えるのは十勝川という事もあり、個人的には敬遠していたのかもしれないけど、のんびりするには良い温泉かもしれないね。お湯は独特のモール温泉。このモールという言葉は、調べてみるとドイツ語で湿原の事らしい。湿原というのは、浅い湖と植物ありきだから、その堆積物に由来する温泉がモール温泉という事だ。ただ、温泉法的にはモールという概念はないそうで、その効能も法的には認められていないとか。まあ、そんな分類はともかく、ここのお湯は肌がツルツルとなるのは間違いないところで、法的に云々はどうでも良い話ではある。

十勝在住時代、釣りに行かない時でも僕は平野をドライブするのが好きだった。特に好きなのは川西から大正、中札内くらいまでの農道からみる景色だ。国道を走っても、特有の広大な農村風景は楽しむことが出来るけど、農道は交通量も少ないことと余計な人工物(畑も人工物ではあるのだけどもね)が少ないのが良い。この農道も出来れば西の方が宜しい。というのは、日高山脈が近くに見えるからだ。特に初夏の今時期は、新緑と雪の残る日高の山々が青い空に映えるのだ。

そんな十勝の風景を楽しみながら、立ち寄ったのは中札内村にある六花の森。最近ガーデン巡りが流行っている様だけど、十勝にあるガーデンの一つでもある。この六花の森内に坂本直行の記念館などもある。ただ、坂本直行の記念館というのは、昔は空港線の近くにあったような記憶がある。六花の森を帰宅してから調べてみるとオープンしたのが2007年というから、移転したような形なのかもしれない。オープンして数年という事で園内はまだまだかなと思う事もあったけど、雰囲気は嫌いじゃない。5年くらい先は草木が茂る良いガーデンになるような気がする。

そんな十勝で目にした物をスナップしたのが、上の写真です。風景の方はちょっとアンダー気味に現像してしまったと思うけど、まあ、それはそれで良いのかなと(笑)。