2008 年5月17日(土)~18日(日)、土日の二日間で無謀にも信州へ旅立ちました。時間が限られており、多くを訪れる事はとても出来ません。それでも二日と も天気が良く、短いなりに初めての信州を楽しめた二日間となりました。横長の写真は、デジタル一眼で。それよりも横幅が狭い写真は携帯端末のカメラで撮影 したものです。一応、写真をクリックするとVGAレベルの写真が別ウィンドウで開きます。
長野と言えば、善光寺と言われるほど有名。ただ、僕自身は信仰心は全くなく、お参りというより完全な観光である。ただ、神社や寺院の造形美はとても良いなと感じる。
常に煙っている為、風向きによっては写真も煙まみれになりそうだ。
山門から仁王門までの道のり。多くの参拝客と店が建ち並ぶ。有名なお寺では良く見かける光景。
善光寺の境内にて。新緑のモミジは、淡い色をしていて気分が晴れます。
今回の宿は、山田温泉の山田館さ ん。予約を入れた少し後にTVで紹介されたらしい。そんな事はどうでも良いのだけど、少し遅かったら予約が取れなかったかもしれないね。お風呂は雰囲気が よく、気持ち良いけど、露天の内風呂側がとても熱い!最近、好みがかわり熱めのお湯が好きになったけど、ちょっと無理だった。
山田温泉大湯。共同浴場である。入浴料300円と安い。
山田館の露天風呂。完全な露天ではなく、屋根付きの為、雨天時も楽しめるけど、開放感は屋根無しの方が良いような気がする。でも、雰囲気は良いです。谷間には松川の瀬音が聞こえます。
宿の部屋から夕暮れの稜線を望遠で。トリミングしようかと思ったけど、旅のスナップなので(本当は面倒で)そのまま。陰はともかく、雲に溶け込むような夕日が美しかった。
志賀高原にて。新緑と青空が気持ち良い。ただ、スキー場銀座と言える程、数多くのスキー場が並んでいるのは少し幻滅かな。ニセコアンヌプリなど、かわいい方だ。でも、信州の空と自然は満喫出来ました。写真の川は、禁漁区。
上の写真近くの山麓を望遠で。これから一気に緑に包まれるのだろうね。道東の山間部に近い季節感だった。
こちらは、志賀高原から小布施に向かう途中の山林。新緑がとにかくまぶしかったです。
最近の宿の定番「お品書き」。流行というか昔のTV番組の影響も大きいのかも。良いのか悪いのかは別だけど、何をどう料理しているのか実際の料理と品を見比べるのも楽しいのは事実。
山田館の夕食。前菜。山菜が主体の皿盛り。こうした食材が美味しく感じられる歳になりました(笑)。それは冗談だけど、大人向けの宿だろうか。
舞茸の土瓶蒸。香りは松茸が上かもしれないけど、出汁やキノコ時代の味は舞茸の方が数倍上だと思う。これは、昔からの僕の好みかな。上等の松茸を食べられないひがみかもしれん。どなたか哀れな僕に最上級の松茸をご馳走してください(笑)。
養殖だろうけど、思いのほか美味しかった。養殖魚とはいえ、素材が良い事と焼き方を心得ているね。程良く水分が抜けていて美味でした。逆に、写真にはない けど岩魚の刺身はちょっと頂けないなあ。水っぽくてね。信州サーモンもそう。山国なのだから、無理して刺身を出さなくても僕は良いと思うね。肉や山菜だけ で十分美味しい料理が出来るのだろうから。
信州は蕎麦も有名ですな。残念ながら、日曜日の昼食に蕎麦を食べようとしていたのが、何故か栗おこわになってしまいました(笑)。
昆布の出汁が出ていて、汁は美味しかった。古代米と品書きには書いているけど、餅米と一緒に炊き込んでいるとの頃だ。素朴な味がして、これはこれで美味しかった。でも、古代米だけを炊いたら恐らく粘りは皆無で現代人には向かないかもしれない。
朝も山の幸がベース。豪華ではないけど、質はとても良い。鍋に見えるのは、実は味噌汁。中身はキノコ汁でした。
朝食のキノコ汁。出汁が出ていて、これも美味しかった。味噌を少なめに仕上げているので、キノコの出汁が楽しめました。
竹風堂の駐車場より表通りに向かって。信州の小京都と呼ばれる小布施町は写真の様な古い建物が多く残されていました。北海道では、こういう建物は少ないので、やはり新鮮だ。
小布施町(おぶせ)の竹風堂さんにて。栗菓子が有名らしく、土産を買おうと立ち寄ったら美味しそうなおこわを見てしまい、急遽これが昼食となりました。ふ んだんに栗が入っていて、味も絶妙。確かに美味しかったです。ただ、大盛は辛かったなあ。極端に多いわけじゃないけど、炭水化物ばかりを腹に押し込むとい う事が最近辛くなってきた。要するに、歳だという事(笑)。