2013 Final Chapter

明け方近くまで、時折雪が舞っていた。

明け方近くまで、時折雪が舞っていた。

道南といえども、札幌からの距離はそれなりにあり、往復500kmは走る事になる釣りだ。十勝川あたりと距離的には変わらず、冬道や悪天候が多い事を考えると、なかなか腰が上がらない。それでも年内最後の釣りをしようと、ウミアメ開幕戦時に考えていたのだけど、予定日の天候が悪すぎて1日スライドさせてしまった。

漁港は、ほぼ沈黙であった。二度当たったけど、それで終わってしまった。

漁港は、ほぼ沈黙であった。二度当たったけど、それで終わってしまった。

漁港での釣りは、二度ほど反応があったものの、釣果には恵まれなかった。今日は大晦日という事もあり、それなりの釣り人が訪れていたけれど、朝の段階では誰1人として魚を上げていないように思える。真っ暗な時間でも、反応は僅か二回であったので根本的に魚影が薄いのだろう。昨日、仲間が大型を上げ、今日はどうかというタイミングであったけど、結局のところ魚が定位している保証はない。一本くらいはと思っていたけど、やはりこの釣りだけは竿を振ってみないと何ともいえないものだ。

大型とは言いがたいが、なかなかの好ファイターであった。

大型とは言いがたいが、なかなかの好ファイターであった。

先週よりは風は弱いとはいえ、アゲインストの風には手を焼いてしまう。

先週よりは風は弱いとはいえ、アゲインストの風には手を焼いてしまう。

朝食を食べ、釣り場を転戦する。もっとも、波はそれなりにあり、釣りになる場所は内海か漁港くらいなものだ。帰りに島牧に寄ってみたけど、レストハウス辺りはやや波が高いけれど、何とか釣りになるような波ではあった。但し、釣り人はそれなりに多かったので立ち寄る事はしない。

転戦直後のサーフは運が良かったようで、サーフに降り立ち数投目でヒット。50弱のサイズだけど、やはりこのクラスになるとロッドを曲げ、重いトルクを感じる。場所を移動しながら、暫くすると2本目が出た。その後、一度だけ遊んでいる様な違和感を感じたけど、アタリが遠のき移動する。漁港を二つ叩いてみたけど、一つ目は一投目に大型の追いがあったものの、バイトに持ち込めず終了。暫く粘っていたけど、やはり最初の追いで喰わせないと、後は無い様だね。二つ目の漁港は追いもバイトも何も無しで、2013年の釣りは文字通り終了。

2本目はややサイズダウン

2本目はややサイズダウン

日本海の冬はこんなモノトーンの世界だ。

日本海の冬はこんなモノトーンの世界だ。

帰りは日本海側を北上して帰還したけど、流石に大晦日だけあり、交通量は少ないようだ。反面、自宅近くのスーパーなどでは買いだしなのだろうか、恐らく駐車場が満車で道路が大渋滞となっていた。