2024 エゾカンゾウの咲く頃

エゾカンゾウ 本州ではニッコウキスゲと呼ばれる初夏を代表する野草

遡上したアメマスの他に居着きのイワナも混じる

北海道では気温が上がる6月から7月の間、自然が残された海岸線に多くの花が開花する。エゾカンゾウ(ニッコウキスゲ)もそのひとつで場所によっては一面が黄色で埋め尽くされるほどだ。比較的何処でも見かけるエゾカンゾウだけど、石狩付近は見かける事は少ない気がする。そんなエゾカンゾウが咲く頃、渓流や湖では本格的なシーズン開始を迎える。

ポイントは多いのだが、遡上群が何処に居るかだ

小型が殆どだったが、今では姿が見られれば満足できるのだ

かつての(大型の魚影が濃かった)道東仕様である大型ネットなので、中型までの魚を入れると相対的に小さく見える。もっとも、実際に写真に写っているアメマスも決して大きくはない。釣り師は数か型を求めるものだけど、僕は「数はそこそこで、型も良ければ更に良し」的な考えではあるものの、最近は平均的なサイズの魚が何匹か釣れればそれなりに満足という枯れた釣り師だと思う。

入れ食い状態というか爆釣と言われる状況も嬉しいとは思うけど、結局のところ釣れない時があるからこそ嬉しいと感じるのであって、最初から最後まで釣れ続けるなんて釣りは僕は嫌だ。

逆に(例えランディング出来ないとしても)適度な反応がないと集中力が続かないので、ある程度のテクニックが必要だとしても、魚の反応だけは欲しいかなとは思っている。川の釣りの場合、それも遡上したアメマスを狙う場合は、遡上群の居る流域を探せるか。要するに魚が居る場所で竿を振れるかどうかだと思う。反応がなく長時間釣り歩いていると、突然、魚が溜まっている場所に出くわす。そんな釣りが出来れば、ある程度は満足が出来るものだ。

緑のトンネルあるいか回廊という雰囲気であった

これも小型のアメマス

こんな一枚が撮れれば、思い出深い釣りとなるものだ

雑誌などでは同行する撮影班がライティングを考え、何カットも撮影した中からセレクトを行い、トリミングを含めた現像処理を行った結果、とても美しく見栄えの良い写真画像となる。それはそれで敬服すべき事だと思うのだけど、釣り好きで写真も好きという場合であっても、魚の写真は手短に終わらせるべきだとは思う。

そんなスタンスで魚を撮影しているので写真のクオリティは上がらないのだけど、低いレベルの中でも釣り上げた時の透明感や生命感を感じるカットも時々撮れたりする。そんなカットが撮影出来れば今後の人生でそのときの釣りを思い出せる気がする。

今回はこんなロッドを使ってみた。パックロッドを選んでいるのは、来年以降の遠征用に購入した為。このレングス(6f)で20gくらいまでのルアー適応というのが、ボートやカヤックではありがたい仕様だ

航空機を利用しての遠征ではロッドの扱いが一番の厄介もので、預けてしまうという前提であれば2ピースロッドはなんとかなるにしても、移動の際は長物であるロッドは邪魔そのもの。ましてや狙いが中小型魚のリーフやマングローブであれば、レンタルかパックロッドが自分にとっては望ましい。既にパックロッドは手元にあるのだけど、前回のマングローブ域ではもう少しバッドパワーが欲しかったという事もあり、色々考えた結果、とりあえず入手してみたものが上の写真のロッド。

発売されているパックロッドの中で、シマノのワールドシャウラ・ドリームツアーエディションが恐らく事実上のハイエンド。次点が何かはわからないけれど、今回のスコーピオンは悪くはない選択肢だと考えている。実際、ワールドシャウラを1本買うなら、予備という事も考えてスコーピオンを2本買った方が実践的だ。

勿論、究極性能はハイエンドロッドであるワールドシャウラだろうけど、こうした話になると一般的な釣り人は所有欲だけを満たす道楽製品に近く、実釣にはあまり関係がないものだ。実際、このロッドを今回の釣りで使った感想はロッド全体的なパワーは十分。9cmのCDをジャークしても抵抗に負けない。6fというレングスも渓流ロッドの様にアンダーキャストもしやすい。ボートやカヤックでは特に相性が良さそうだ。阿寒湖のディープでも使い勝手は良いかもしれない。

オオカメノキ(ムシカリ)に似ているが、葉の形と花も微妙に違う 帰宅後調べたところ恐らくカンボク

細かな事を言えば暫く前からBLOG投稿や写真集について、写真の縦横比率が異なるものが混在している。基本的に縦方向が長いのはコンデジであるTG-6で撮影した写真。スマホ全盛の時代にも関わらず、フィールドには必ずコンデジを持ち込むし、実際の撮影もコンデジ比率はかなり高い。

画質自体は間違いなくスマホ(Google Pixel8 PRO)が良いにも関わらず、コンデジを多用するのは片手ですべてを行えるから。電源の起動からシャッターを押すまで、あるいはZOOMレバーや露出補正などもすべて片手で出来るのはフィールドでは心強い。それとスマホの防水をそこまで信用していない。実際のところは問題はない気がするけど、万が一浸水したらコンデジの比ではない損害を被る可能性があるので、水中に落とすリスクのある場面では自ずとコンデジの出番となる。

もっとも、最近はアクションカメラを首からぶら下げている事も多く、カメラが起動していれば(バッテリー切れじゃなければという事)、スチル写真としての切り出しも出来るのでコンデジが不要な日も来るのかもしれない。それでも、スチル写真に特化したカメラというガジェットは自分にとっては必要なのかなと考えているのだ。

ちなみに16:9比率は最近の投稿では殆どがスマホだけど、まれにFUJIFILMのX100Fなどで撮影したものも混じっている。撮影目的で出かける場合はこれらのカメラが主力でスマホは記念のスナップくらい。結局のところ適材適所という事でしょうか。

2024 エゾカンゾウの咲く頃