
黒松内町 奥の院のカタクリ
社会人になったころ、まさか山菜やキノコを採取する人間になるとは想像出来なかった。食の好みが変わってきた事も理由の一つかもしれない。特にウドなどは苦みが強烈であり、昔はどちらかといえば苦手な食材の部類であった。
タラの芽などは子供の頃から食べることは出来たけど、この歳になるとウドやコシアブラなど苦みの多い山菜が美味しいと感じる。ビールも苦みの強いIPAスタイルが好きである。
もっとも、山菜に苦みだけを求めているわけではない。アズキナ(ユキザサ)は香りも味もまさに万人向けであり、甘くて柔らかい食感は純粋に美味しいと感じる。また、初夏の味であるタケノコ(姫竹、ネマガリタケ、正式名称はチシマザサの若芽)も採りたてのそれは甘く、香りよい食材である。

黒松内町 奥の院のカタクリ
道南へ向かう途中、黒松内を経由することから必ず立ち寄るのが観音山奥之院。境内がカタクリの名所で開花のピークであれば赤紫の絨毯になっている筈だ。今年は今現在で五分咲きという感じではないだろうか。恐らく、GW頃に見頃を迎える筈だ。

黒松内町 奥の院のカタクリとキクザキイチゲ

黒松内町 奥の院 林はカラマツが多い

今回の宿泊地である濁川温泉の朝 明け方は氷点下まで下がったようだ
山菜やキノコはソロで動くことも多いけど、アズキナや本格的なキノコ採取は仲間と一緒に山入する。特にキノコの時期は羆の活動が活発となる時期と重なる為、安全を期してという部分が大きい。
そうしたアタックの拠点となるのが濁川温泉であり、その宿での宴席も楽しみの一つである。宿の主であるN氏は山歩きのスペシャリスト。渓流釣りや山菜、キノコにも精通しているので年に数回お世話になることが多い。

濁川温泉の朝 霜が降りていた

八雲町にて ユキザサ(アズキナ) 甘く美味しい山菜である

八雲町にて ユキザサ(アズキナ) 斜面では太い物が多いが、この山菜もタイミングである
ユキザサは比較的見かける山菜であるものの、食べて美味しいのは茎の部分である。また、太ければ太いほど美味である。その意味で太い茎が顔を出し、葉が開く前のタイミングがベストではある。それでも、アズキナというのは葉が伸びても柔らかく美味しく食べられる希有な山菜である。この為、行くタイミングで迷った場合は遅い方が良いような気がする。

アズキナ畑を後にして 心強い仲間たち

八雲町にて 日当たりの良い斜面を探すと細いながらウドが顔を出していた

黒松内町にて キクザキイチゲ群落

黒松内町にて エゾノリュウキンカとミズバショウ

黒松内町にて ニリンソウ 場所によるけど、やはり道南は開花が早い

僕の知るかぎり、コシアブラの一番の早場でもこんな感じ コシアブラだけは平年並みの様な気がする


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