タラの木は林道脇や伐採して暫くした開けた場所に生えることが殆どだけど、ハリギリやコシアブラは、適度な茂みがある林間に生えている事が多いと感じる。特にコシアブラの場合は適度な茂みというのがポイントのようで、開けすぎた林間や反対に笹に覆われているような林には数は少ない様に感じる。とはいえ、コシアブラにとって居心地の良い場所であれば、それこそ四方八方に生えているので、茂みの話も絶対ではないのが難しいところだ。
昨年までの採取場所はそれこそ畑のようにコシアブラが生えていた。その場所は秋にはハナイグチ(落葉キノコ)も発生するカラマツ林であるのだが、残念なことに昨年の夏にすべて伐採されたらしい。収穫場所の一つが減ってしまったわけだけど、林間をこまめに探せばそれなりには生えているとは思う。道央、道南は勿論、過去には知人が旭川周辺で採取しているようなので道内でも結構生えている気がするけれど、道東方面は生育しているのかわからない。
まずはカラマツ林などを探してみると良いのかなと思うけど、経験上あまり新しいカラマツ林にコシアブラは生えていない。それこそ昨年伐採されたように植林して数十年は経過しているような場所の方が確立は上がる気がする。但し、あまりにも林床が笹などに覆われている様な場所にコシアブラは少ない気がするけれど、結局は探ってみるしかないのかなとは思っている。
この茂みについては例外はニセコ方面で、ネマガリタケの合間にコシアブラが生えていたりする。ネマガリタケのシーズンインはコシアブラの採取出来るギリギリであると感じているけど、ネマガリタケは下、コシアブラは上を見ながら探すものなのでこれらを両立させるのは難しい。
それでもニセコ界隈、特に標高が低い場所はコシアブラの数も結構ある場所だと思う。但し、ネマガリタケが生えている為、遭難しやすい場所だ。ネマガリタケと同じ装備、遭難対策は必須である。
コシアブラご飯の作り方
写真入りで色々書いているけど、要するに生のコシアブラをみじん切りにして、塩で軽くエキスを出してからご飯と混ぜるだけのもの。
コシアブラと茶碗の大きさにもよるけど、贅沢に食べるなら茶碗一杯につきコシアブラは三つくらい。最低でも二つは入れた方がいい。
塩加減は茶碗でも調整出来るので、初めて作る場合は塩もみ段階で少なめに。塩が多すぎるとご飯増量で調整することになる。若い世代はありがたいだろうけど、中高年は肥満の原因となる。
こないだ、当別町の蕎麦屋で、季節の山菜天ぷら盛りを注文したら、天ぷら5個全てが様々な成長段階のコシアブラの天ぷらでした。
結論から言って大変美味しかったですが、海老天の1尾は欲しかった(笑)
また、昨年長万部で採取したのはコシアブラでないこともわかりました()、仰るようにウドより癖はないですね、多分今年は始めで最後の機会でしたが、来年タイミングよく見かけたら採ってみようかと思います。
間も無く道南解禁、いつもの川に行きますが、今年は単独ですので熊よけに笛吹きながら釣りしてきます。今このタイミングが一番楽しいかもです。
Zenさん
コメントありがとうございます。
コシアブラなどの山菜は天ぷらは定番だと思いますが、すべてコシアブラというのもどうかなとは思います。
個人的にはコシアブラご飯が好きで、採取出来たら向こう1週間は毎日コシアブラご飯です。もっとも、朝食しか白米は食べませんので大した量ではないのですが、若ければ3食でも良いなと思うほど好きですね(笑)。
もちろん、好みもあるのですが機会があれば食べてみてください。
当方、今週末と来週末はネマガリダケ狙いでニセコへと思っていますが、今週末についてはコシアブラの最終チャンスかなと考えてます。ただ、気温が高いというか季節が早く進んでいる最近なので、既に遅いかもしれません。
タケノコについては幾らかは採れると思いますので、遭難しないように気をつけて行って参ります。
そこまで言われると、コシアブラご飯食べないわけにいきませんね、来年採れたら一報下さいな(笑)、タケノコはつりの弟子(歳上ですが)が明日ニセコに行くと言っておりました、夕方の飲み会に持ってくると言っておりましたが、どうだか。
人も多そうですが、熊には要注意て行ってきてください
Zenさん
コシアブラご飯については好みもございますが、美味しいという人が多いので是非お試しください。
ニセコ山系は人が多いですが、当方はワイス周辺なので、どちらかというと牧歌的なタケノコ採りです。
チセヌプリや五色温泉方面は人が多そうですが、地形の判っている場所というのも遭難しない方法ではありますので浮気しないようにしております。
熊‥。ニセコ山系は熊は少ないと感じますが、陸続きなので何処でも居るという認識は必要でしょう。
いずれにしてもリスクはある遊びなので、気をつけて頑張ってきます。