みどりの日

北大植物園　さくら

GWは自宅でゆっくりといっても、基本的にどこへも行かないで自宅にこもるというのも、暇なものである。そんな午後、札幌市内にある北大植物園を訪れてみた。偶然にも今日はみどりの日ということで、通常は入園料400円のところ本日に限り無料開放されていた。

北大植物園　エゾサンゴサク

北大植物園　キバナノアマナ

園内にも多くの桜が咲いていたのだが、基本的に桜というのは何かと組み合わせないと、僕はそれほど好きな花ではない。一番好きなのは、山が緑となり、そのなかにポツンと咲いている山桜であり、それは緑とのコントラストが絶妙だからだ。

北大植物園　オオバナノエンレイソウ

北大植物園　園内のブナ巨木

桜はそれほど好きではないといいつつ、そこに咲いているとついついレンズを向けてしまうのは矛盾していると思うのだが、そうはいっても季節は春。ついこの間まで気温が低かったのだが、この半月で一気に春らしくなり、桜も開花も4月に札幌で開花宣言が出されるなど昨年と比べると、早い春だと感じてしまう。そんな春の使者としての桜は、やはり多くの日本人にとって特別なものなのかもしれないね。

そんな北大植物園のスナップだけど、個人的に一番良いなあと思ったのがブナの巨木とその新緑である。写真では判りづらいけど、このブナは市内中心部にあるブナとしては本当に大きく枝ぶりも宜しい。見上げると、日の光で若葉が輝いていた。