GWも後半となり、道東では阿寒湖も解禁となった。仲間は解禁直後の阿寒湖釣行を行っているけれど、僕は基本的にのんびりゆったり派なので、GW後半は予定を入れないでのんびり過ごす予定である。
でも、何だかんだいっても、GWの道東はまだ冬の名残が大きい。阿寒湖などは観光目的もあるから、4月後半に観光船を用いて湖の氷を強制的に割っている。結果、5月1日には例年は湖水が開きということになるのだが、放置すればまだまだ結氷しても不思議ではない時期なので、無理に解禁直後に行くことはないと個人的に思っているだけだ。
そんなGW後半の今日、朝早く目が覚めたので石狩と厚田の朝市を覗いてきた。まだ、シャコの季節ではないのだけど、そろそろ鮮魚も水揚げされているだろうしね。
最初に立ち寄ったのは、石狩漁港の朝市。でも、札幌から近いけれど、まだまだ買い物客はまばらだ。それにちょっとばかり観光地価格になりつつあるような気がする。雰囲気もあまり宜しくないしね。
そんな事を思いながら次に向かった厚田は、比べものにならないほど多くの買い物客が訪れていた。厚田到着が7時少し前という遅い?時間のためか、駐車場も満車とは言わないけど、さて何処に停めましょうと考えたほどだ。
ようやく漁も盛んになってきたのか、カレイの鮮魚やヒラメ、養殖だがホタテなどが並び、全ての店が開店していた。流石にシャコは厚田にはなかったけど、実は石狩の朝市にはシャコが売られていた。但し、冷凍物だけどね。流石に冷凍物は身がパサパサしているので買う気にはなれなかったけど、これが食べたいなら今月下旬から来月にかけて朝市へ向かうしかない。もっとも、シーズンになれば札幌市内でも入手は可能なので、ガソリン高騰のこの時期に無理に車を走らせる事もないとは思うが、季節物は現地で買うのが美味しく感じてしまう。
もっとも、シャコについては水揚げ後に釜ゆでされて並んでいるので、当日の物でさえあれば朝市と札幌市内で売られている味は変わらない。また、カニと同じように生が売られている事も稀にあるけど、シャコの場合は茹で以外は買ってはいけない。
ホタテの稚貝は殻はともかく、身は極めて小さいので何か料理として中身を食べるという代物ではない。基本、汁物のダシとり用と割り切った方が宜しい。ホタテは上品なダシが出るけど、甘さも強いので昆布なども加えた方が味は上だと思う。それでも、貝だけでも十分なダシは出るので横着時は貝だけでも良かろう。ホンダシを投入という手もあるけど、せっかくダシの美味しい食材を買ってきて、インスタントのダシもないと僕は思うので、自分で作るときは絶対にその手のものは入れない。
鮮魚が並ぶようになると、朝市も本格的なシーズンインといえると思う。これから初夏にかけては鰈など平たいものが中心になるだろうけど、少ないながらもサクラマスなども売られていた。ただ、サクラマスはそれなりの値段がするね。50cmあるかないかという型のもので1900円也。1000円なら買っていたけども。