例年だと4月に1度くらい石狩市にある朝市を訪れていたけど、今年の初朝市はGWとなった。もっとも、4月は朝市に力を入れている厚田でも全店が店開きしているわけでもなく、また季節的にあまり特筆すべき物はない。
5月になれば、カレイ類の他にヒラメやシャコ、それにホタテやシャコなどが店頭に並ぶ。勿論、市場の価格よりは安く、鮮度も良い。また、漁師の奥さんなどが店を開いているので、例えば一夜干しなどでも、きっちり仕事しており、ソウハチなどでも変な臭いがするなんて事もない。
問題は住んでいる場所によっては、ガソリン代が掛かるという部分と、朝市とはいえ昼過ぎまで営業はしているけど、早朝から買い物客が訪れるので、到着すると欲しい物がないという可能性もある。それ故、遠方から早朝(公式には6時半くらいからだが、実際には6時には店開きしている)に訪れるとなると、結構な早起きが必要なのだ。
基本的に鮮魚類や加工品も鮮度や仕事を考えると安いものばかりなのだが、小型のそれは更に安い値段で売られている。上の写真のマガレイが丁度15枚で300円。から揚げにしか出来ないサイズだけど、それでも安いものだ。
この他に仕入れたのが、ソウハチの一夜干し。それと厚田の冬に有名な飯寿司だ。この飯寿司は厚田といっても、色々な業者さんが製造しているので、それぞれ味に特徴があるようだ。今回も事前情報なしで買ったハタハタの飯寿司だけど、これは当たりだったね。
普段は寿都、山下水産の飯寿司がお気に入りだけど、今回のこれも自分好みで美味しい。産直故に結構な量で1000円と手が出しやすいので次回があれば、また購入したいと思ったほど。魚の味もそうだけど、こちらの飯寿司もお米というか麹となった米粒が美味しかった。
厚田でも少し売られていたけど、写真のシャコは石狩新港の朝市で仕入れたもの。石狩湾で水揚げされるシャコは、他の産地よりも二回りくらい大型の様で、それは刺し網の目が大きいという事も関係しているらしい。
石狩湾のシャコは、6月から7月の初夏の頃が産卵期と言われている。この為、今時期に水揚げされる雌のそれは、所謂カツブシと呼ばれる卵が入っている。濃厚な味だけど、味よりも食感が何よりも良いと思う。その代わり、身が少ないので、肉の甘さを味わうには雄の方が良いと思う。
まだ、値段の方は高めだけど、荒れた日の後は安い事もあるかもしれないね。石狩湾のシャコ漁は荒れる前に網を仕掛け、荒れて海が濁ると巣穴から出て餌を追うシャコの習性を利用しているらしい。それ故、凪の日が続くとシャコ漁に影響が出るのだ。
いやいや、どれも旨そうですね、今までは見て楽しむしかありませんでしたが、近々行ってみましょうかね。
本日森林公園の帰り道、菊水元町に飯寿司専門店なるものがありまして、鰰飯寿司を買い求めて、今それを肴に一杯やっております。
少し酢が立ちすぎているとの店の方のコメントでしたが、少しくらい酸味があるのが私は好きかもしれませんね。鮫ガレイがあったのには驚きました。広尾の魚屋以来かも。いけない、久々で食べたいものが多すぎます。石川
石川さん、こんばんは
朝市は少し遠いですが、海産物は確かに鮮度がよく、安いのでお勧めです。ただ、私の場合はどちらかと言えば、シャコを目当てに行く部分が多々あり、6月を過ぎると実は行った事がないんですよ。
逆にこの時期(5月)の鮮魚と言えば、カレイ(マガレイ、スナガレイがメイン)と朝一番であればサクラマス、それとヒラメでしょうか。これとタコやホタテが混じる様な感じです。勿論、これからの時期はシャコも水揚げされます。
昼くらいまで営業しているようですが、やはりお勧めは朝一番でしょうか。昼に行ったら朝市じゃなくなりますし、時間がもったいないです。尚、もう少し後になれば、浜益でも朝市が開催されます。これは私は行った事がありませんが、ムラサキウニですが殻付きで格安で売られているようです。但し、人気商品なので、これも朝一番が望ましいでしょうね。