懐かしの渓

十勝の名流 歴舟川

デジカメ時代になってからの話なので懐かしのというタイトルは大袈裟かもしれないけど、それでも12年前の写真なので一昔前であることは間違いない。写真は十勝在住時にホームとしていた川の一つで歴舟川の支流ヌビナイ川。歴舟川は基本的に本流支流共に、十勝の川としてはかなり険しい川であり、楽に入ることが出来る場所は限られしまう。その中でも支流のヌビナイ川だけは上流の砂防ダムまでは比較的入渓がしやすい川だと思う。

このヌビナイ川は過去にも書いたことがある記憶があるけど、十勝時代に僕の訪れた河川の中では楽古川と並び、特に美しい渓流だと思っている。でも、どちらが好きかと言われるとヌビナイというだろうな。どちらも日高山脈から流下しているので、流れる水はジンクリア。玉石が多いのも同じだけど、ヌビナイの場合は川が安定しているのか大きな石が水底に点在し、何とも言えない美しさを醸し出している。

ただ、この水系も砂防ダムはそれなりにあり、魚道整備が全くなっていないため、遡上性の魚はダム直下まで。その上流は当時はヤマメ釣り師だったから殆ど行ったことはない。更に上流へ行けば、イワナが釣れる筈だけど険しい水系を無理してというのが僕の釣り。そのイワナも札内水系はオショロコマが生息していたけど、歴舟水系はちょっと何とも言えない。

チャンスがあれば、また訪れてみたい川だけど釣り場までもそれなりに距離があるので、ちょっと寄ってみるというわけにもいかず今はどうなっているのだろうか。状況知っている人がいれば内緒で教えて下さいな。ヤマメ爆と言われても、今はアメマス釣り師なのでそれを狙いに走ることはありませんし(笑)。