せっかくの連休なので、遠くに出かけようと思ったりもするけれど、渋滞や人の多さに疲れて終わる事も多く、GWに限らず、大型連休は釣りをすることは稀になった。勿論、例外はあるけれど、何れにしても北海道のGWは季節の端境期である。
阿寒湖などはGWに解禁となり、ポイントは多いのでのんびり釣ることも出来る。仲間も集まっているし、誘われる事もあるけれど、それでも普段よりは人が多く、ポイントに悩むことが多い。また、行き帰りの交通量の多さも閉口してしまうのだ。
そんな三連休の最終日、曇り予報であったので野幌の森(野幌森林公園)を歩いてみた。自宅からは少し距離があるものの、この公園は比較的自然が残されており、木々や草木に触れるという意味では好きな場所になった。
ニリンソウは遊歩道脇に沢山咲いているけれど、場所により多い少ないがある。奥行きのある群落を探し、絞りを開け気味に撮影すると背後の花が何とも言えない奥行き感を醸し出す。
自然林の他に人工林もある野幌の森だけど、野鳥も多く、歩いているだけで様々な鳴き声が聞こえてくる。不用意に歩くと鳥を遠ざけてしまうけど、僕の場合は鳥が目的ではないので、林間の花を探しながら歩いている。それでも野鳥には出会えるもので、300mmくらいの望遠でもブレさえ抑えれば、そこそこには写真に収める事は難しくはない。
野幌森林公園では僕は大沢口から入り、四季美コースを目指すルートが好きだ。適度はアップダウンがあり、途中には池があるなど変化に富んでいるからだ。他のルートは判らないけれど、この四季美コースは全般的にオオバナノエンレイソウが多く、時点でエンレイソウ。ミヤマエンレイソウも咲いているけど、群落になっていることは稀だ。
このエンレイソウ類の中でエンレイソウとミヤマエンレイソウはカタクリほどではないけれど、花を横から下を向いて開花することが殆どだ。斜面などに咲いていれば、撮影も楽だけど、平地に咲いていると撮影は結構大変なのだ。
オオバナノエンレイソウは野幌に限らず、春先の雑木林の林間に群落を成している事も多く、これは道東へ遠征しても同様だから、暫くこの花とのつきあいが始まりそうだ。
鈴木さん
ご無沙汰です。広島の石川改め札幌の石川です。
転勤のゴタゴタも終わり、ようやく遊びにいく余裕もできて参りました。
懐かしい場所巡り、豊平川沿いに下り石狩川の河口に行き呆然とし、日高路の一泊旅行に行きサラブレッドの生まれたての子供を見たり、等々。
野幌森林公園も4月上旬に記念館というか博物館に久々に入館しましたが、
4月末の連休には森林公園をかみさんと自転車で散策しておりました。接近遭遇していたかもしれませんね。
しかし、16年ぶりの北海道ですが、春先天気はこんなに不安定でしたかね。現在は北区の植物園近くに住みましたので今日は休みにしましたので植物園を散策でもと思っております。いずれどこかでお会いしましょう。石川
石川さん
こちらこそ、ご無沙汰しております。
札幌にお戻りになられたようですが、暫く住んでいないと戸惑う事も多々あるかもしれませんね。道路事情も変わっていますし、高速道路も東に南に延びました。
森林公園は探索路への自転車乗り入れが、大丈夫だそうですね。以前、通勤用に買ったMTBがありますが、自転車通勤が事実上禁止された為、通勤仕様から元々のMTBに戻そうかと考えています。釣りや森林公園の探索にも良さそうです。
植物園の近くにお住まいなのですね。今日辺りは殆どの桜が満開となっているのではないでyそうか?道南の渓流では既に開花していましたが、シラネアオイなども見頃だと思います。お楽しみください。
北大植物園と、今日はまた野幌森林公園に行きまして、掲載の写真の草木花はすべて確認しましたよ。シラネアオイはまさに満開の状態でした。
ヒトリシズカ、良いですねお陰様で、一つ覚えましたありがとうございます。これからも素晴らしい写真を宜しくお願い致します。石川
石川さん、こんばんは
植物園の他に野幌も歩かれたのですか?植物園はともかく、野幌はルートを間違うと、かなりの距離を歩くことになります。もっとも、分岐には殆どの場合、案内板はありますが、それでも私は見落としちゃう事も多いです。足下ばかり見ているからでしょうか・・・。
ヒトリシズカはそろそろ見頃を迎えると思います。植物園にもシラネアオイ群落の近くに、ヒトリシズカが咲いています。ただ、これも見つけようと思わないと、通り過ぎてしまう事が多いですね。
鈴木さん
鈴木さんのblogと、植物園の案内板のお陰で、かなり名前を覚えた状態で翌日野幌森林公園に行きまして、自転車で先週行った大沢池の反対側の外周を20kmほど回りました。そうすると今まで眼に入っても気にならなかった草木が見えてきまして、素晴らしい復習効果だったわけです。まさに習うより慣れろですね。かなり上空の北コブシも眼に入りました。
自転車は行動範囲が拡がりますので良いですね、もちろん徒歩は詳細まで観察出来ますが。しかし、ニリンソウにしても同じような環境に見えてもあるところとないところがあります。我々にわからない何かがあるのでしょうね。石川
石川さん、こんにちは
私自身も知らない判らない草木の方が多く、眼に付いたというよりも写真に収めるような気になった物を調べて覚えただけです。でも、専門家ではないのですから、それで十分です。
植物園でもそうですが、野幌森林公園の方は地形的に平地も多いですが、谷も丘陵もありまして、その地形により植生が変わるのも面白いですね。
谷には水が集まるので、水芭蕉が少なからずありますし、場合によっては今時期はエゾノリュウキンカが咲いていますね。目立つ黄色の花なので直ぐに判ります。ただ、野幌の場合は基本的に遊歩道以外には入れませんので、遠くで見るだけです。ただ、この花、水気の多い場所であれば、例えば道路脇の窪地なのでも大群生していることがあります。
この種も珍しいわけではありませんが、春に咲くのを見るといいものですね。