札幌の夜景

曇り空だが空気は澄んでいた

北海道の三大夜景というものがあるらしい。それは函館、小樽天狗山、そして札幌の藻岩山とのことだ。誰が決めたのかは判りかねるけど、函館はあまりにも有名だし、小樽も夏は海に漁火もあり美しいと思う。札幌の場合は大都会故のボリューム感なのかなと思うけど、本当のところは判らない。

夜景というのは基本的に遠景である。故にレンズのテストには丁度良いだろうという事で、ふと藻岩山へ上ろうと思ったのだ。幸いにして、自宅から藻岩山は近い。僕の部屋の窓から、藻岩山が見えるくらいなので行こうと思えば何時でも行ける。

もっとも、こんな事(レンズテスト)が無ければ、わざわざ夜景など見に行ったりはしない。でも、モーリスカーを降り、展望台へ上ると、文句なしに美しいものだね。

広角レンズでも撮影したけど、こうした景色は望遠で一部を切り取った方が写真としては美しくみえるような気がする。勿論、函館の様に海岸線ありきの場所はどうしても広角になってしまうけどもね。

ISOは200と低い設定で撮影したので、露出はTime機能を使った。星夜写真もそうだけど、Autoではなかなか難しい。絞りはf8まで絞り、露光時間は10秒前後。カットにより6.5秒だったり13秒だったりするけど、最終的にはRAW現像で調整しているので、平均すると10秒くらいということだ。

当然ながら手持ち撮影は不可能なので、三脚使用です。下の写真は現像後にリサイズを掛けたもの。その下の5枚は下の写真を等倍で切り取ったもので、中心、左上、左下、右上、右下を置いてみた。f8まで絞っても、やはり中心部の画質は良いけれど、等倍で隅がこれだけ解像していれば文句なしだね。重たく、大きいけど良いレンズです。

テストも兼ね、XF50-140mm にて ISO200 140mm f8 10s

テストも兼ね、XF50-140mm にて ISO200 140mm f8 10s (この写真のみ元ファイルへリンクしています)

二枚目写真の等倍切り出し(中心部)

二枚目写真の等倍切り出し(中心部)

二枚目写真の等倍切り出し(左上)

二枚目写真の等倍切り出し(左上)

二枚目写真の等倍切り出し(左下)

二枚目写真の等倍切り出し(左下)

二枚目写真の等倍切り出し(右上)

二枚目写真の等倍切り出し(右上)

二枚目写真の等倍切り出し(右下)

二枚目写真の等倍切り出し(右下)