エノキタケを狙って

旬のエノキタケ

十勝川の遠征を計画していた週末は、道内におけるコロナウイルス感染者の急増により中止を判断した。フィールドに向かう自体は全く問題はないのだけど、十勝川への遠征は宿泊が必要だし、夜は夜でなじみの店に顔を出したい。結果的には札幌以外も増えているので、札幌だけが悪いということではないのだけど、宿泊を伴う遠征は避けた方が無難だと判断した次第だ。

そんな状況で予定を変更してエノキタケの採取に行ってきた。思い立ったのが今日の朝食後であり、当初より釣りは無理だと判断して鞄に長靴を入れて出発した。鞄に長靴・・・どんな鞄だと思うかもしれないけど、長靴は薄手の丸められるものでコンパクトの収納が出来るものだ。

日本野鳥の会から発売されているバードウォッチング長靴というもので、僕の所有しているものはかなり前に購入したものだけど、使い勝手は悪くなく気に入っている。コンパクトに畳めるという点も便利だけど、この長靴は非常に歩きやすい靴だと思う。靴部分が足にフィットするデザインになっているからだけど、それ故サイズはかなりシビアだと思う。初めて買う場合は通販はとてもお勧めできないので、実店舗での購入をお勧めする。

ただ、この靴も万能ではなくブーツ上部は薄手のゴム製なので、藪漕ぎなどのハードな利用は避けた方が無難だと思う。もともと、バードウォッチング用なのだから当たり前と言えば当たり前だろう。

あと、同じく上部のゴムが薄い為に普通の長靴のような自立するような堅さがない為、条件によっては履いていて、ゴム部分がずり下がってくるのも欠点と言えば欠点かもしれない。

この木は遠くからでもエノキの大発生が判った

堤防の法面に倒れていた倒木なのだ

里川の河川敷と安楽な場所での採取だけど、牧場近くの畑ではデントコーンが植えられていたりと、里川なのに熊の出没も多い様だ。おまけに川には結構な数の鮭が遡上しており、時々河原に頭と腹の囓られた鮭の遺骸が残されていたりする。鮭を捕食しているかは判らないけれど、注意は必要であろう。

鮭が遡上していた

山は既に冬景色 モノトーンの世界になるのも時間の問題だ