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Huawai P9とXperia Z1

Huawai P9とXperia Z1

三年目に突入していたXperia Z1のバッテリーが流石にへたっており、初期化すれば改善するだろうけど、動作も遅くなり、そろそろ駄目かなと思っていたこの頃・・・。


本当はカメラのレンズが欲しく、某量販店に向かった。狙っていたのは、富士フイルムのXF14mm。でも、買おうという段になって、使用頻度は恐らく少ないだろうし、今のメイン機材は16mmから始まるし・・・なんて迷いが出てしまった。

写真が好きな人なら判るだろうけけど、広角側の2mmは数値以上に大きく、尚且つ単焦点レンズの写りは優秀なので、それは買うべきだと思うだろう。でも、頻度の問題も重要だし、画質は妥協が必要だと悟っているから、最終的な部分でスマホを優先させたという事だ。

本当はASUSから発表になっているZenfone3シリーズが発売されてから、機種は吟味しようと考えていたけど、これまたスマホも正直なところ無ければ不便になるかなという代物で、昔の様にキャリアから発売されるハイエンドには今は全く興味がない。

タッチパネルのついたブレードでしかないのだから、これまた一定の品質と性能があれば、後はデザインと値段で決めてしまっても良いと考えている。正直なところiPhoneでもAndroidでも何でも良いというのが、今の僕のスタンス。ただ、iPhoneだけは利用者が多すぎて嫌なのと(こうした部分がひねくれ者と言われる)、iOSのカスタマイズ面で出来れば避けたいとは思っていたけどね。

結局、買ったのはSIMフリースマホでは高価な部類に属する、中国メーカー製であるHuawaiのP9。性能的にはXperiaで言えばZ4くらいのSoC(System on Chip:CPUだけではなく、コントローラやモデムなどをまとめた集積回路の事)性能だから、僕の用途では十二分。

3D性能は低いが、他は上々の数値

3D性能は低いが、他は上々の数値

バリバリとスマホを使う世代であれば、3Dゲームを走らせたりするだろうから、キャリアから発売されるハイエンドモデルが欲しいのかもしれないけど、僕はある程度動けば十分だ。

実際、ベンチを回してみたけど、快適だと思っているXperia Z3 Tablet Compactの倍以上は、今回のP9は処理速度がありそうだから十分だよね。まあ、その意味ではP9廉価モデルのP9Lightでも良かったのかもしれん。

ちなみにHuawaiのP9はSIMフリーのスマホ。勿論、回線業者はNVMOだけど、P9はdocomo回線必須なので、Z1で契約していたUQ MobileからIIJMIOへ乗り換える予定。勿論、速度は大手キャリアの様に数十メガなんて速度は真夜中以外は出ない。でも、普通にメールやWeb、SNSのアプリを走らせる分には体感的には遅いとは感じない。

通話回線はガラホでauのVoLTE回線があるから、UQでは契約していた音声通話は今回はパス。音声を付けると契約期間の縛りがあるので(元々はMNP対策だと思われる)、SMS(ショートメール)だけをオプションで付けて、6GBで月1660円也。恐らく3GBでもいけるかもしれないので、この点は途中で変更するかもしれない。

でも、その意味では音声通話が出来ないのだから、スマートフォンという言葉は少し違和感を感じるんだけどね。ただ、データ通信だけでもLINEやFBメッセンジャーでは通話出来たりもするから、若い人はこれでも十分なのかもしれない。

しかし、今回のP9だけどデザインはともかく、作り込みや使い勝手の面では非常に良く出来ていると思う。指紋センサーも正確で高速だ。まだカメラのテストはしていないけど、これまた一定レベルの写真が撮れれば、僕は十分だから、正直どうでも良いのかも(笑)。

されどという部分というか、馬鹿に出来ない画質になっているのは承知しているけど、それでも所詮はスマホのカメラなんだから。