安宿に泊まるという選択肢も勿論あるけれど、放浪的な遠征を行う場合、これまでは車中泊という事も行ってきた。ただ、僕の環境ではシートがフルフラットにならず、1泊程度であれば何とかなるけれど、それ以上になると身体の疲れがとても取れない。
そんな事もあり、数年前から考えていたのがソロキャンプだ。ただ、キャンプそのものを楽しむスタンスとは異なり、とりあえずは背中を伸ばして眠れればいいという手段としてのキャンプになる。だから、とりあえずは僕自身が眠れればOKという事でテントも小さく、設置撤収が楽なものが欲しかった。
自宅にもファミリーキャンプ用とワカサギ用のテントがあり、どちらも小川テントの製品なので活用出来ないわけじゃないけれど、流石にワカサギテントは設営は楽だけど、底がぱっくり開いているから、夏場は厳しい。ファミリーテントの方は如何にもそれ用で、とにかく設営が面倒なのだ。二人以上の人間が居れば、これもありだろうも。
そんなわけで買ってきたのがモンベルのクロノスドームという製品で、購入したのは2型(2名用)というもの。ポールをセットして吊り下げる形なので、設営は非常に楽な方だろう。同社のムーンライトテントも選択肢にあったけど、広さを優先させてこちらの製品になった。
テントに付属しているペグは事前の購入レポートなどを読むと、アイのついたピンペグだったみたいだけど、今回は同社のアルミVペグ16という物が付属していた。芝生の上であれば、これでも十分かもしれないけど、やはり不安があり、鍛造ペグでも追加購入しようと思っていたけど、考えてみるとワカサギ用に買ったペグが手元にあるので、夏の間はそれを流用することにした。
写真の黒で短いペグはスノーピークのソリッドステートペグ20。赤いのは村の鍛冶屋製エリッゼステーク30という製品。後者はある意味でスノーピークのパクリ的な商品だけど、こちらの方が安いし、楕円というシャフト形状は回転しずらいので、僕はこちらの方が好みだ。ついでにいうと、ペグハンマーも村の鍛冶屋製。このハンマーもスノーピーク製のそれと似たような商品だけど、性能機能は同等で値段も安い。でも、決め手となったのはヘッド材質で真鍮が選べたことかな。
ソロキャンプと言っても手段としてのキャンプなので、キャンプを目的にしている方とは違って、面倒な事はするつもりはない。タープすら設営撤収が面倒だから、買うつもりもないからね。雨の日は楽だという意見もあるだろうけど、寝るだけのキャンプで構わないもの。
ただ、無くても困らないけど、小さなグリルだけは欲しかった。使い捨てのグリルという手もあるけど、あれは流石にコスパが悪すぎる。最近はソロ用のグリルも結構売られており、ショップで実物を物色して、これが良いかなと仕入れてきたのがロゴスのピラミッドグリル・コンパクト。
巷で人気の高い、笑’sのB6君というグリルも似たような値段で売られていたけど、個人的な好みでこちらを選んだ。とは言っても、値段は微妙と言えば微妙だ。ただ、このグリルがあれば、つまみに牡蠣やホタテを焼いたりなんて事も出来るので、有っても良いのかなとは思ってます。
最近、山泊まりはしなくなりましたね。
南十勝の釣り会の山小屋に泊まっている際、
羆に夜中来られてからですかね。
親から離れたくらいの小さなメスでした。
4年前の7月の事ですが、それまでは、人の気配があれば羆は退避するものと考えておりましたが、新世代羆ともいうのでしょうか、行動が読めなくなりました。
また、最近はエゾシカの駆除が増えるにつれ山中に放置されている屍を常食しており、以前より下流部に居ついているとのことで野外泊は南十勝では怖い。
因みに、ウチのテントはムーンライト5、山岳用の天井低いテント、18年前はよくつかってましたね。
ZENさん
元々、山中泊は想定しておらず、恐らく利用するとしても安いキャンプ場になると思ってます。釣り旅の時、宿を決めてしまうと行動が制限されてしまうので。適当にうろうろする場合にキャンプ泊も悪くないかなという発想なんです。個人的にはキャンプが嫌いとは言いませんが、好きでもありません。宿泊手段としてのキャンプですから、凝った事はしません。
ただ、釣りの時に明け方からアタックという場合は、多くの場合、キャンプ場は駄目ですね。特にゲートが設置されているような場所は、朝は遅い時間に開きますし(一般人は早朝というでしょうが・・・)。まあ、恐らく全てテントなんて旅は皆無で、車中泊、テント泊、宿泊の組み合わせになると思ってます。