
某蕎麦店謹製のにしん漬け 皮付きの大根が使われている昔ながらの味であった
年越しそばの風習には興味はないけれど、最近は週に一度くらいは蕎麦を食べている。江戸時代の町民の様な気がするけれど、年末も昨日30日にいきつけの蕎麦屋を訪れ、グラス一杯の日本酒とにしん漬けを頂き、〆はせいろ蕎麦であった。
あるいは別の日は天ぷらを肴に日本酒を一合ほど飲み、〆にせいろ蕎麦という事もある。こうなると酒はともかく、天せいろなどを頼んだ方が安上がりではあるのだけど、天ぷらも蕎麦もできたてを食べるのが美味しいと思うので、僕の中ではなかなか両立しない。それと天ぷらと言っても、盛り合わせしかない場合はともかく、野菜のみ、エビのみ、あるいはタコやイカを単品注文できる事もある。こうなるといよいよセットものよりも天ぷら単品で酒を飲み、最後に蕎麦を頂くという流れがよろしい。
ちなみに滅多に行かない店の話だけど、お気に入りはタコ天ぷらで日本酒を一合呑み、最後にせいろという感じかな。
そんな与太話はともかく、今年は色々あった年だったように思う。特にこのサイトを立ち上げてからは、一番釣行数もサイトの更新も少なかった年であった気がする。実際、年齢と共に釣行数が激減しているのも事実なのだけど、元々が渓流域の釣りがメインであった人間なので昨今の羆出没増加にともない、渓流から足が遠のいたという事も大きい。その代わり少ない釣行ながらも今年は西表島を再訪するなど釣り自体は楽しめた年でもあったとは思うし、来年も現役最後にふたたび西表島を訪れる計画を立てている。
ちなみに現役最後と書いた通り、来年はいよいよ還暦を迎える。その後も再雇用で働く予定であり、現役最後というのは語弊があるのかもしれないけれど、実際は半ば引退の様なものだ。そんな事はともかく、自分がこんな歳になったという事は周りも同じように歳を重ねているわけで、年々悲しい別れも多くなってきたし、今年もそんな別れを経験した。自分自身も病気はともかく、加齢が原因だとしか思えないような膝の痛みなど苦しんだ時期もあったり、当たり前だけど既に若くはない事を自覚せざるを得ないものね。
それでも年が明ければ春に近づき、雪がとければ山菜を楽しみ、旅や釣りへいける事を楽しみにしています。
来年も皆様のご息災をお祈り申し上げます。


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