阿寒でのWANDER REACH

オリジナルとは違う泳ぎをしているが、渋い中でアメマスは反応した。

寒く渋い先日の阿寒湖だったけど、先日仕入れたWANDER REACHは阿寒湖で効くという事が確認出来た。WANDER REACHは、オリジナルのWANDERに比べると、ローリングが強くなった感がある。また、同じリトリーブで比べると遊泳層はかなり下の様だ。その意味で全くの別物なのだが、阿寒湖でこれをキャストして反応は釣れた以上にあったので、個人的には常用ルアーとなる可能性が高い。それに、圧倒的な飛距離が出るので、パイロットルアーとしても有効だろうな。ただ、18gというウェイトは、トラウト用のライトタックルだと厳しい場合もあるかもしれない。その場合は通常のWANDERが無難だろう。

このWANDERやWANDER REACHは、所謂シンキングペンシルという部類のルアーに入る。ただ、アメマス狙いの場合はソルトのそれとは違い、基本は只巻きで使った方が良いと僕は思う。もっとも、リトリーブというのは人によって癖があり、僕の場合は普通に巻いていても回転ムラ(笑)がかなりあるようで、必然的に変化が生じているみたいだ。また、只引きとは言ったけど、ここぞという場合のフォールも効果的だね。また、リトリーブスピードもアメマス狙いの場合はスローで問題はない。特にデッドスロー時は効果的でもあるのだが、抵抗が殆どないのでこれに耐えられるかどうかだろう。

僕自身はスプーンなどは、どちらかと言えばロッド操作でアクションやコースを変えるし、ミノーはトゥイッチ大好き人間なんだけど、WANDERだけは耐えられちゃうんだよね(笑)。恐らく、それは過去に実績を積み重ねているからだと思う。要するに、WANDERの場合は最初の一匹を釣り上げるまでが、勝負なのかなと思ったりもしている。