雨の週末は

レギュレーション対応用のボックス

今回の土日は道南への遠征を考えていたけど、天候はまさかの雨。来月の放浪遠征に備え、野営道具の慣らしを行いたかったけど、流石に無理に行くという気分にはなれない。

本来、六月というのは、北半球では何処の釣り場も最盛期を迎える。道南ではヤマメが解禁し、雪代の影響も薄れ、どこの釣り場もシーズンインとなる季節だ。それにも関わらず、今月は一度も釣りに行っていないのは、気力の問題もあるけど、雨のタイミングに惑わされた年だったと思う。

そんな土日は小物を物色しにアウトドアショップを回ったり、タックルの整理をしていた。特に来月、阿寒湖の釣りが待ち受けているのでね。もっとも、基本的には5月の阿寒湖と同じタックルで問題はないのだけど、その時の阿寒湖でベストの中に水が溜まったままとなっており、ルアーケースが半月ほど水没しており、フックに錆が出ていたのだ。そんなボックスを洗い、駄目なフックを換装すると同時に、ボックスの整理も行った。

ミノー、ジグ、スプーンはこのボックスへ

阿寒湖や然別湖は、ともにシングルフックのバーブレスがレギュレーションとして定められており、特に阿寒湖については、ミノーに見られるベリーとテール2カ所のフックセットが認められていない。それ故、タックルは専用かせざるを得なく、専用のボックスにレギュレーションに有ったタックルを収納していた。

問題なのが、色々な種類のルアーを、1つのボックスにぎゅうぎゅう詰めにしていたという事。ケース1つなのは楽だけど、重なりあって収納されているから、下にあると何処に何があるのか判らなくなる。ワレットなどに綺麗に並べれば良いのかもしれないけど、渓流ならいざしらず、湖や本流系の釣りでは持ち歩くルアーの数も多く、大きさも大きい。とてもじゃないけど、ワレットなど使い気になれない。

こちらは両面を使い、ジグミノーやリップレスを。

阿寒湖におけるキャスティングゲームでも、ジグミノーやリップレス系を多用するけれど、実は深場の釣りでもこれらのルアーは効果的だ。使い方のコツはあるけれど、この釣りを覚えてからは魚さえ居れば、釣れないと感じる事は無くなったほどだ。

もっとも、ウミアメなどのサーフゲームでもメインはジグかジグミノーで、リップの付いたミノーは本当に使わなくなったと思う。唯一の例外は渓流域で、ここだけは泳ぐ性能が物をいうからね。

さて、そんな準備は少し先のこと。今週末は天気が良ければ、遠征と野営を行う予定。多少でも釣れれば有り難いんだけどもね。こればかりは、何処に居るかだからなあ。