OLD RAPALA

左のCD11は'76年、右は'87年

左のCD11は’76年、右は’87年

タイトルは仰々しいが、いずれも現在だと、なかなか入手が難しい2品。左はかなり古く、ルアーの師匠に譲って貰ったCD11で1976年のもの。

38年前の生産だから、これはOLDと言ってもいいと思う。今とは製造工程が違って、ボディに溝を掘り、アイ直結のワイヤーを埋め込んでいるので、それを目張りする通称腹巻きと口紅塗装がある。

リップにはFINLANDの文字が書かれているので、コレクター的はそれなりの品だと思う。右の方は少し新しいけれど、それでも1987年にツネミから発売されていたもの。所謂Japan Special Colorというモデルで、GFRではなくSR(スーパーレッド)というもの。湿原系の河川でオレンジは視認性の面で有効だけど、SRはパールホワイトベースの背中オレンジというのがGFRとの違い。背中に鱗模様ということもあるのだけどね。

実釣自体はGFRと何ら違いは感じないけど、僕のストックでは最後の1つなので、ちょっと使えないかもしれない。道東では、ルアーというのは消耗品に近い部分があり、当時は好きだったカラーだからロストが心配でなかなかね。

さて、3月も後半となり、道東も開幕しているけど、昨年の不調を引きずっている様で、全く駄目という事はないようだけど、”かなり”厳しい報告が届いている。今では数釣りはそれほど期待していないけど、それでも全く反応がないという状況だと、やはり話は別。新たなフィールドが開幕した頃が僕の開幕戦になるかもしれない。ただねえ。その頃は道東に凄腕釣り師が帰って来ちゃう様だから、あまり期待は出来んと思うのだがね(笑)。

2 件のコメント

  • こんにちは。
    へえ~、腹巻き、口紅って言うんですか。
    確かに古いラパラは、お腹に溝があって、オチョボクチでしたね(^^)
    そういえば、中学生の時に買ったダイワのバルサミノー、ちゃんと口紅してたなあ。
    細部まで真似てたんですねえ。

  • 西別川さん おはようございます。

    口紅の方は最近のモデルで復活した部分もあるのですが、腹の処理は恐らくは生産性だろうと思いますね。

    ダイワのバルサミノーは古いダイワの本に出ていましたけど、パクリ過ぎです。よくもまあ、堂々とラインナップしていたものです(^_^;