冬との別れ

リアワイパーは、実に五年ぶりに交換した。

5月2週目に積雪があるような場所へ釣りへ行くとなると、当然GWを過ぎても冬タイヤのままである。同時にワイパーも冬用のままであり、10月中旬に冬装備に戻すことを考えると、夏タイヤとワイパーの期間は一年の半分以下。都市部のみで郊外へは行かないという人は、4月中旬頃にタイヤ交換し、冬のギリギリまで夏タイヤという人も多いから、釣り師というのはある希有な人種だと思う。

そんな事を考えた6月最初の土曜日は、札幌の空は晴れ。道南地方も恐らく似たようなものだろう。ヤマメの解禁後、初の週末だから道南の河川は釣り人で賑わっているのではないだろうか。そんなタイミングで釣りの誘いもあったけど、釣りばかりしていると今回のタイヤ交換なども含めて身の回りの事が何も出来なくなってしまうのだ。それでも夜は宴会という事もあり、これから森へ向かう予定。日曜日くらい釣れば良いと思うけど、明日も朝食を食べて帰還だね。下手にタックルを積み込むと酔った勢いで「行きましょう」なんて話になるから、今回はビールだけ持って参ります(笑)。

話は変わるけど、一般の人はワイパーの交換はどれくらいなんだろうね。僕はシーズン最初にゴムの部分だけは必ず交換しているけど、拭きムラがあろうが何年もという人も多いのかな。如何せん、走行距離はそこそこあるものでブレードの摩耗があるからなんだけど、実際に長時間の駐車中は冬の様にワイパーを立てておくとブレードの変形が少なくなるようだ。もっとも、これは同僚に聞いた話で面倒な僕は定期交換でしのいでいるけれどもね。そんな僕が五年ぶりに交換したのが写真のリアワイパー。今回は量販店で入手したけど、最近のリアワイパーはリア専用の樹脂製品という事でこれまでは見つけられなかったんだよね。

特にこだわっているわけじゃないけど、僕はワイパーはPIAAばかり。昔はBOSCH製品の品質が非常に良かったと感じていたけど、販売店に置いている種類が少ない事とやはり高価だった。最近は消耗品と割り切っているのでPIAAという選択なんだけど、PIAA製品はリアワイパーのラインナップが無いのだ。きちんと探せば、他のメーカー製があったのかもしれないけど。特にリアなどは泥を跳ね上げる極悪環境下で働いているからゴムもボロボロ。よくもまあ五年も使っていたなあと思う。リアなんて無くても良いという人も居そうな世の中だけど、リアって大事なんだよね。パトカーに追尾されても一発で判るし、高速で車間を詰めてついてくるドライバの様子も判るからね。

ちなみに僕はあまりにも車間を詰めている車に対してはサイドブレーキを引く・・・なんて事はしないけど、二段くらいのシフトダウンは平気でしちゃいます。適切な車間を保つというのは安全上もそうだけど、運転に余裕が生まれると思うからね。あと、渋滞も少なくなると信じているし。まあ、話は逸れたけど皆さん安全運転で。