ローリング・ストーンズの恐らく最後になるであろう、14 ON FIRE JAPANの初日公演に行ってきた。
ボーカルのミック・ジャガーは1943年生まれなので、既に70歳。キースも同年生まれで、ドラムのチャーリー・ワッツは更に二年ほど先に生まれているから、御年72歳。一番若いロニー・ウッドでさえ、1947年という老人バンドである。
セットリストは以下の通り
1.Get Off Of My Cloud
2.It’s Only Rock ‘N’ Roll (But I Like It)
3.Tumbling Dice
4.Wild Horses
5.Emotional Rescue
6.Doom And Gloom
7.Bitch
8.Honky Tonk Women
9.Slipping Away (With Mick Taylor)
10.Before They Make Me Run
11.Midnight Rambler (with Mick Taylor)
12.Miss You
13.Paint It Black
14.Gimme Shelter
15.Start Me Up
16.Brown Sugar
17.Jumpin’ Jack Flash
18.Sympathy For The Devil
ENCORE
19.You Can’t Always Get What You Want
20.(I Can’t Get No) Satisfaction (with Mick Taylor)
基本的にドームの様な大会場では、良い曲だとしても、ライブ向きじゃない曲というのも数多くあり、それに期待するのも無理な話なのだが、無難は無難というセットリストだと思う。
ストーンズのライブはのべ4回目なので、昔からの熱烈なストーンズ・フリークとは言えない。
流石に70歳を超えた今回は相変わらずミック・ジャガーは若々しかったけれど、歳を感じたライブだったと思う。そりゃ、歌うだけでも疲れるのに、ステージを走ったりしていれば、それは当然。でも、前回までのミックは、息切れなどしていなかったけれど、今回はバンド紹介の直前、息切れがはっきり判った。但し、歌はきっちり歌っていたのは流石だと思う。
一番年老いたのは、キースだろうなあ。かなり演奏でもミスっていたし、殆ど動かなかったからね。ただ、存在感は圧倒的だよね。相変わらず、上手いとはいえないギターだけど、ソロをひいているとキースだよなと思うもの。
ロニーはアル中がどうなったのかは判らないけど、年相応に元気だったと思う。明るい雰囲気は良いよね。チャーリー・ワッツは一番年上なのに、ツアーに連れ出された感があるけど、きっちり太鼓を叩いてました(^^)。
ただ、今回の僕の目的はミック・テイラーだ。相変わらずの名手ぶりには、恐れ入ります。若い頃の写真とは似つかないオジサンになっていたけど、ギターの腕は円熟味を増して良かったね。過小評価されているギタリストの一人ですな。
いずれにしても、今回の公演は十分楽しめました!
来月4日や6日も行きたいけれど、流石にそれは無理。仲間が行くみたいなので、良いライブになる事を願って!