Xperia Z1を触ってみて

ストレスはない反面、電力消費は今一つ

ストレスはない反面、電力消費は今一つ

Xperia Z1へ機種交換した後、ランチャーの設定やアプリ配置などを行い、何とか環境を整え終わった。


デザインや質感などは好みもあるので割愛するとして、使ってみた印象では、流石にSnapdragonの最新チップであり、ストレスを感じない。以前使っていたLGL21も当時はハイエンドの端末であったけど、この機種(LGL21)で重たいと思っていたソフトを走らせても、軽快に動く。ただ、Z1であっても重たいと感じる唯一のアプリがウェザーニューズ・タッチである。話は横道にそれるけど、このアプリだけはいつまで経っても重たいね。もっと軽く作れないのかねえ。

話は戻り、Z1も今のところは不安定なところはなく、前任機で悪かったGPSの掴みなども比較すると上々だ。ディスプレイは以前よりも大きいけど、4.7が5inchになったくらいでは、それほど変化は感じない。それより、ディスプレイ下が少し開いているので、慣れるまではボタンじゃない場所を押してしまう。ディスプレイ自体は非常に高精細だけど、巷では色温度が低いという評価もあるようだ。

実際、Web環境(sRGB、6500K)にキャリブレート済みのPCモニタと比較すると、確かに黄ばみが目立つ。但し、人間の目は順応性があるので多少黄色かろうが、比較しなければ僕は問題はないと思う。但し、市販のPCディスプレイの場合、かなり色温度が高く設定されているようで、それに慣れた人であれば黄色く感じるのかもしれないね。また、日本のTVは非常に色温度が高く(9300Kなんて数値らしい)、6500kという標準環境を知っていて、それで作業を行っている人間からすると異様に高い色温度なんだよなあ。

参考URL(EIZO コンテンツ自体はITMediaの文)

こんな事もあり、グローバルモデルが最初のZ1は、低めの温度設定になっているのではないだろうか?ただ、好みもあるので、これが良いというつもりもなく、本来はシステムレベルで色温度調整が出来れば一番なんだけど、PCと違ってスマートフォンはこういう部分は宜しくないですな。ただ、Xperia Zなどの前任機では、モニタのキャリブレート機能が実装されたりしたし、Z1もグローバルモデルは調整機能が付いたUpdateが出たという話もあるので、今後は装備される可能性はある。

話は変わって、バッテリーは3000mAhという大容量の物が装備されている。ただ、これも巷で言われている様に思ったよりも持たないという話を聞く。僕も使ってみた限りでは、前任機と大して変わらない様な気がする。SHARPのIGZOなど省電力のディスプレイではない事もあると思うけど、何れにしても3000mAhという大きなバッテリー数値は鵜呑みには出来ないと思う。そんな事もあり、久しぶりにインストールしたのがバッテリー節約のアプリを二つ。

iBatteryとBatteryGuru

iBatteryとBatteryGuru

どちらも評判の良いバッテリー消費を抑えるアプリで、前者がスリープ時の通信を押さえる動作で、後者が良くわからんけど(笑)Snapdragonの制御を使用パターンで学習して、動作されるものらしい。後者はまだ使用パターンを学習している最中で効力はないけど、前者を入れた消費状態がTOP画像右側の14:00くらいの消費量なので、抜群に効いているね。ちなみに左のAnTuTu Benchmark数値は参考程度に。端末の状態(具体的には温度)により28000~34000で数字は前後する。平均すると33000を少し切るくらいだろうか。ま、これだけ高速のCPUやGPUを積んでいて、フルHDディスプレイなら電池を食っても当たり前なのかもしれない。

また、この端末はバッテリーが外せないので、劣化は極力避けたいという事もあり、職場で継ぎ足し充電をというのも止めようとは思っているので、スリープ時の消費を改善させるという意味では、iBatteryなど通信系のバッテリー節約アプリは入れておいた方が良いかもしれない。ただ、常にプッシュ通知を気にしている様な人は駄目かもね。一応、EMAILは自動受信はしないけど、通知は来ているし(通知だけで、スリープ解除後にダウンロードという手順が必要)、SMSはそのうち試してみる予定。

あと、Z1の目玉は内蔵カメラ。確かにスマートフォンのカメラとしては、写りは非常に良い。スマートフォンとしてはの話だけど、廉価なコンデジになら対抗出来るかもしれない。でも、少なくともSNSなどの投稿用としては非常に綺麗だ。拡大すると塗り絵みたいな部分があるけど、それはコンデジも同じ。

大した写真じゃないけど、サンプルはこのページ後半に数点載せておきます。総合すると、かなり良く出来たスマートフォンであるのは間違いない。大きな欠点は無いけれど、バッテリー面だけは一層の省電力化をして欲しいものですね。

2013-10-24 20.51.55

クリックするとノーレタッチのオリジナル

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6 件のコメント

  • これを見ると、スマホはPCだと言うことがうなずけます(^^;;

  • 西別川さん、おはようございます。

    スマフォは電話機能も付いたPCです。だから、本来は従来の電話とは競合するものではないと僕は思ってます。

    キャリアはどう考えているかは、?ですけどね。

  • そうですね。
    私、携帯は電話とメールしか使わないので、スマホはこれからも使わないと思います。
    なにしろ、画面が小さくで老眼かけてもよく見えません(苦笑)

  • 西別川さん、こんばんは

    見えないというのは、何とも言い難いのですが、
    使いこなせば、良いデバイスだと思いますよ。
    常にPCですので。
    ただ、旅先でExcelを入力する用途には、駄目
    かなと思います。

    個人的には、好きなデバイスですけどね。
    メール打つのもガラケより速いですし。

  • 去年東京へ行った際、帰りの飛行機の予約変更にはスマホは重宝しました。電話なら待たされるでしょうね。きっと… 携帯でも出来るでしょうけど、iモードやEZwebなどは真剣に使った事が無いので(^^ゞ 1月にまた本州へ行かなければならず、テザリングでノートPCを使う必要が出てくるかも…スマホは必須のアイテムです。

    iBatteryを入れてみました。夕方、バッテリー残は70%以上もありました。良いですねコレ(^ω^)

    • naruseさん、こんばんは

      iBatteryは、確かに効果がありますよね。スリープ中のデータ通信を止めるので、リアルタイムな同期が出来ませんが、通知さえ来てくれれば問題ないのでOKでしょう。ただ、僕はJSバックアップというアプリを使って、データのバックアップをDropBoxへ放り投げているのですが、こいつがエラーになります。データ通信していないので、当たり前なのですが、こいつの設定をどうしたものか思案中です。

      Batteryの持ちについては、僕のパターンで朝から退社までの間で現在70%くらいまで減っている状況なので、フルHD液晶とSnapdragon800という事を考えると、節電アプリを入れれば、まあまあというところでしょうか。