道南でキノコ狩り Part1

極上のラクヨウ(ハナイグチ)。好みもあろうけど、やはり傘が開く前が美味しい。

Facebook上で道内はもとより、本州でもラクヨウ(ハナイグチ)を採取したという話が多くなったこの季節。僕は二週間前にアタックして、幼菌数本という貧果に終わって今年は駄目かなと考えていた。


結果的に二度目のアタックでようやく何食か分のラクヨウを採ることが出来た。ただ、このタイミングは微妙なところで4~5日前ならベストではなかっただろうか。大きく傘が開いた個体が殆どで、水捌けの悪い場所に生えているラクヨウは既に溶けかかっている始末。また、少ないながらも人が入っているようで、ハナイグチだけ抜かれている様だ。その証拠にシロヌメリイグチは探すまでもなく、大量に群生していた。もっとも、シロヌメリイグチも採取には少し遅すぎる感がある。ハナイグチと同様、大きく傘を開いている個体が多いのだ。

これはホコリタケ。軽く蹴っただけで煙のような胞子が飛び出す。

時々群生していたけど少し開きすぎか。

シロヌメリイグチは大量に群生していた。但し、少し古いものが多かった。

シロヌメリイグチについては、味はハナイグチとほとんど変わらないそうだ。ただ、僅かに墨が入った様な傘と裏の色は見た目はあまり宜しいものではない。鍋か何かに入れてしまえば判らなくなるかもしれないけど、ハナイグチがそこそこ採れていたので採取することはなかった。でも、このキノコだけは本当に群生群生また群生であった。

ヌメリスギタケモドキ。僕は採取しないけど、勿体ないと言われそうだ。

カラマツ林の脇に色々な広葉樹が生えている林なので、林内を歩くと色々なキノコが乱舞しているように思える。それでも、この林でヌメリスギタケモドキを見つけたのは初めてだったと思う。また、今回も前回同様にマイタケ(トンビなのか白なのかあるいは別種なのかは不明)系のキノコの残骸をみつけた。写真ではわかりにくいけど、結構な大きさがあるんだよね。

マイタケの類。既に朽ちているが結構な量があった。

さて、題名のPart1は一応の予定として来週も道南キノコロードを歩く予定があるからだ。ただ、天気次第だろうなあ。豪雨だったら、中止にならざるをえないので、何とか好天に恵まれれば有り難いのだが。

 

2 件のコメント

  • こんにちは!
    昨日行かれたのですね?。
    林の中は、秋っぽくなっていましたか・・。
    ラクヨウの時期としては、遅いと思うのですが、やはり今年は残暑が厳しかった分遅れているのでしょうね。数は少ないとはいえ、極上品も採れたようでなによりです。当方、今週末は身動きが取れず・・(笑)。

    マイタケは、画像を見る限りシロマイタケですね。

    来週末を楽しみにしています。

    • Shinyaさん、こんにちは

      昨日の10時過ぎから入りましたが、初めて二人組の方と林内で会いました。かなり離れた場所に軽自動車が止まっていましたので、知っている人は知っているという事なのでしょうね。衛生写真を見ると、カラマツ林は思った以上に広さがあるようです。

      しかし、今回のシロヌメリイグチ畑は凄かったです。ただ、書いた通り、既に日が経っている物が殆どなんです。ハナイグチも同じようなタイミングで発生していると思いますので、先週末から数日がベストだったのではないでしょうか。

      まあ、そうは言っても、地元に居ない限りは土日で頑張るしかありませんので、こればかりは仕方がありません。週末、天気が良ければいいのですが予報を見る限りは今ひとつですね。何とかボリボリは当てたいものです。でも、雨続きだと微妙ですね。まあ、最悪宴会出来ればそれで良いです(笑)