タックルを整理していたところ、輪ゴムでとめたRAPALA オリジナルフローティングの束に、写真のミノーが紛れていた。
F3というのは、バルサ材でフローティングだから極めて軽く、公称で2gだけど試しに測定してみたところ、フック及びスプリットリング装着状態で1.7gしかない。釣堀用のマイクロスプーンは更に軽い物もあるけれど、この重量でファットなボディのこれは、アゲインストの風が吹いていればマトモなキャストは出来ないと思う。
レイクトローリングなどでは効果を発揮しそうだけど、キャスティングゲームでは流石に難があったのか、現在でもF3自体はラインナップにあるけれど、色が極めて限られている様だ。勿論、写真のPWSなどというカラーは大昔に廃番となっている。ただ、売れるルアーじゃないので、古くから営業しているショップでは在庫として置いているかもしれないね。
RAPALAのルアーで(オリジナル)フローティングというのは、ラウリ・ラパラさんが初めて作ったルアーを原型とした歴史のあるモデルで、後発のカウントダウンはフローティングよりもボディが太くなっている。例外なのがF5とCD5、F3とCD3でこれらか外見を見る限り、同じボディだと思う。
但し、5cmについてはリップが異なり区別は簡単だけど、3cmについてはCD3もF3もリップは同じだ。つまり、色によっては外見から判断出来ない唯一のミノーがF3(CD3)という事になる。もっとも、持ってみれば重さは明らかなので、フィールドで判別不能という事にはならなかった。
それ以前にこのミノーは使う場所がどうしても限られてしまうので、実際には殆ど僕も使わなかった。フローティングを使うなら、F7やF9が殆どで、F5やF3はどちらかと言えば、姿が可愛くて買ってしまうタイプのミノーだったような気がする。
まともにキャストできない湿原河川の上流域では結構使えましたね。ポトンと落としてスルスル流して。ただ、大物がヒットすると取り込めませんが(^_^;)
こんにちは
確かに流し込みでは、キャストも何もありませんから使えますね。でも、丸呑みされたら悲惨でしょうねえ。