重たい四月

石狩川河口左岸では釣り人の姿も

東日本大震災以来の暗い気持ちになる最近の報道の中、自転車の遠乗りに出かけた。と言っても、普段通りのコースではあるのだけど気分転換にはちょうど良いコースだと思うし、河川敷のサイクリングロードを北上し、石狩灯台を折り返し点で往復している為、交通事故などの心配も少ない。

石狩灯台が折り返し地点

流石にこの時期に花が咲いている事はなく、土手に蕗の薹が顔を出しているのみ。ただ、マクンベツ湿原にはミズバショウが見頃になってきている様だ。

珍しくもないのだが、フキノトウは至るところに生えている

マクンベツ湿原のミズバショウ

今のところ札幌は新型肺炎のリスクは低下してきつつある。ただ、外出が良いかどうかと言えば、自宅への引きこもりが間違いないとは思う。それでもソロで人が少ないこうしたルートは、そうした意味でのリスクも少ないとは思う。

札幌の場合、北海道では大都市だけれども首都圏に比べると、やはり田舎の都市だ。でも、自宅から少し離れるだけでこうしたフィールドにアクセス出来るのだから恵まれているとは思う。

それは若い頃から感じていた事で、都会の便利さは享受しつつも大都会は自分にとっては嫌いだと今でも感じている。札幌は妥協出来るレベルで、本当は15万から20万人くらいの地方都市が一番心地よい。それでも今日の様なルートを走ると、札幌も悪くはないかなとも思う。

冬の間、脚がなまっている様でアゲインストの折り返しはきつかった