自損事故のあと

ドアのへこみはともかく、ミラーが破損したのは痛い

電柱に車を当ててしまうという、軽い自損事故を起こしてしまった。軽いと言っても、電柱にはかなうはずもなく、運転席側のドアは見事に凹み、ついでにドアミラーは根元から折れてしまった。

お店の駐車場から後退して出ようとした際、電柱を(二柱あって、片方に当たった)確認出来ていなかった不注意による事故なので、自業自得としか言えない事故なのだが、こうした状況で車を何かに当ててしまったというのは、正直過去に記憶がない。

若い頃と違って、こうした判断が甘くなってきているのかもしれない。自省あるのみだろうな。幸いな事に10年以上乗り続けているボロ車だけど、車両保険には入っていたので、修理の方は保険で直そうと思っている。ただ、昔と違って等級が3つ下がると同時に、事故歴有り無しで料率がかなり違ってしまうのが今の自動車保険。

半端な額の修理費用であれば、トータルすると保険を使わない方が持ち出しは少なくなる。もっとも、今回の場合、ドアはまるごと交換となるので、それなりの額にはなりそうだ。概算見積もりでも保険料の値上がり分(向こう3年分)より大きな数字が提示されたので、ここは文句無しに保険修理が無難だろう。

北大植物園 蓮

ぶつけたのが修理工場のお盆休み直前という事もあり、本日ようやく入庫させた車は最低でも10日ほど掛かるらしい。そんな事もあり、暫くは釣りやドライブはお預けということになる。

空いた時間は多いので、修理に預けた後、カメラを持って道庁や植物園を歩いてみた。この時期はそれなりの気温となるけど、今年7月の猛暑に比べると、風が吹けば涼しさを感じる気温ではある。

夏枯れではないけれど、この時期は緑が生い茂り、花の数は少ない。秋になってもそれは基本的に変わらないけど、気温の高い今時期はバラ園は素晴らしいほどに花を咲かせていた。

北大植物園 蓮

北海道庁 睡蓮

北大植物園 温室 熱帯睡蓮の葉

北大植物園 温室 熱帯睡蓮

北大植物園 温室 種類は判らないが、道内で竹が植えられているのは珍しい

北海道で竹といえば、それは普通はネマガリダケ(チシマザサ)の事だ。本州の様な竹は基本的に北海道にはない(松前に北限の孟宗竹があるそうだが、それは例外)。

写真の竹は、北大植物園の温室外に植えられているもの。種類は判らないが、細めの竹なのでハチクだろうか?実際の種類は判りかねるけど、札幌市内で竹を体験出来るのも嬉しい。

北大植物園 ヤナギタンポポ

ヒョウモン蝶

北大植物園 バラ園にて

知人にもバラが好きな人間も少なからずいて、色々な品種のバラを自宅で育てている人も多い。僕個人は特にバラが好きという意識はないし、全てのバラが好きとはいえない。もっとも、バラに限らず園芸種全般において派手な色をした油絵タイプの花はどちらかといえば苦手な方だ。

それよりも、野山に生えていて、透明感のある水彩画の様な花は好きだ。恐らくそれは、その土地の季節や、その自然を味わう事に楽しみを見つけているからだろうと思う。だから、こうしたバラ園よりも、野生で生えているハマナス群落の方が僕には合っていると思う。

もっとも、比べての話であり、決してバラ園が嫌いというわけではない。バラは無限とも思える種類があるので、色や形も本当に数多い花だ。それでも、撮影したバラの多くは、どこかしかハマナスに似ているような形のものを好むようだ。

北大植物園 バラ園にて

北大植物園 キンロバイ

北大植物園 エンビセンソウ

エンビセンソウは、漢字で「燕尾仙翁」という文字を当てるらしい。北海道での自生地はかなり減少しているようで、絶滅危惧種にも指定されているようだ。北大植物園にも2カ所ほど植えられていたのを確認しているけど、この種も元々はかつての自生地が工事により無くなってしまう事が決まり、その苗をこちらに移植して保護を行っているらしい。

北大植物園 ルリタマアザミ

北大植物園 サギソウ

北大植物園

ディーラーへ立ち寄った為、植物園を訪れたのは昼前後。この時間帯はまだまだ夏の日差しがあり、正直なところ光が真上から降ってくる。写真的にどうかなとも思うけど、それはそれで面白いかもしれない。

北大植物園

北大植物園 ハマフウロ

4 件のコメント

  • ご無沙汰です。
    車、お気の毒です。考え方によっては、自損だけであり、他車を巻き込んだり、人身だったりともっと最悪もある訳でいちばん軽く済んだと思えばいいのでは。
    ウチのパジェロも来春車検で10年目、この連休で漸く走行距離6万を超えましたが、当たりが良かったのか今まで何の問題もなく3800ccの割には遠出で10km/l走りますし、やはり荷台が大きく、MTB二台を軽く二台は積めます(前輪は外しますが)し、今の所買い替えは考えておりません。
    植物園も現在はこの様な状況ですか、この時期は行ったことありませんが、秋は可憐な花々ですね。
    最近自転車で厚別川、野幌川、石狩川というルートを度々通りますが、一面「オトコエシ」ていう白い花で溢れております。咲き終えてタネのつき方がかなり変わっており最後は毛球の状態。植物園で「オミナエシ」と並んで植えられておりましたので覚えたました。
    連休も最終日、午後は北大構内のポタリングにでも行きます。Zen

    • ZENさん

      仰る通り、自損であったのが不幸中の幸いだったと思っております。
      都市部での運転は、子供や老人など予想出来ない事があるので、注意を重ねていますが、郊外の交通量も歩行者も殆どいない場所であった事から、気の緩みが出てしまった様です。

      お車はパジェロでしたか。10年目といっても、走行距離が6万であれば、全く問題ないと思いますが、10万キロ前後でブレーキのローターは最低でもフロントは交換した方が良いかもしれません。勿論、ジャダーなどの症状があれば、その前でも。僕の場合(以前のパジェロロング)は車検でローターを研磨してからが症状が悪化しました。

      植物園・・・秋はどうでしょうねえ。北海道の場合、春から初夏にかけてが旬ですから、あまり花は期待しない方が宜しいかと思います。秋の早い時期は紅葉もまだですし、そういう意味では面白みに欠けるかもしれません。

      それでも、そろそろ大雪山の方では紅葉が間近に迫っていると思います。訪れてみたいのですが、1度行った時は雪に見舞われまして、遊歩道もべしゃべしゃでした。旭岳の事ですが、それでも天気さえ良ければ山麓の真っ赤な紅葉は、都市部のそれとは全く異なる美しさではありました。

      • 鋭いご指摘、実は走行5万キロ辺りから高速でのブレーキング時にジャダーが出ておりまして来春車検時にはパッドと共にローターも交換と思っております。パッドも初めての交換ですので何なんだか。大昔、ミラージュセダンの四駆に乗ってた時もジャダーが出始め、スバルに買い替えたことを思い出しました。三菱車はここが弱いのですかね。まあ10年も乗っていればこんなものでしょうか。
        まだまだ日中は夏の陽気ですが、朝晩はすっかり涼しくなりました。
        この秋は久々のキノコ採りに挑戦、ボリボリでも採りたいものです。

        • ZENさん

          僕も初代パジェロから歴代のパジェロを4台乗り継ぎましたが、ローターを交換したのは、旧型のロングになってからです。

          ジャダーの原因はローターの偏摩耗ですが、車重がある事と昔と違って融雪剤を大量に蒔く様になり、錆びやすいという事もあるのかもしれません。

          でも、基本的にはローターは消耗品でしょう。乗用車であれば、10~15万ほどは一般的に持つと言われていますが、運転の仕方や何処を走るかでも変わってきます。

          ただ、五万キロだとちょっと早いかなとも思います。ローター研磨で改善しませんでしょうか?

          ちなみに純正部品を使ったアウトランダーの場合の費用は、以前ここで書いていまして、リンク先の値段の通りです。部品が違うので、多少高くなると思いますが、工賃は基本的に変わらないと思います。

          https://north-trout.com/main/?p=10775

          尚、このローター交換ですが、僕はディーラーが近所なので高いのを承知で純正品を交換しましたが、ディクセルなどの汎用部品メーカー製の方が良いかもしれません。

          耐久性も純正より上だという話もありますし、法的に強度などは問題なく使える筈です。