Heavy Weightという選択

Pin Tail EZ 誰にも簡単に扱えるそうだ。

恐らく、好みがはっきり分かれるジャンルのルアーだと思う。釣れれば、ジャンルなど何でも良いという節操の無い釣り人は知らんがね(笑)。このルアー、Pin Tail と名前の付くシリーズの一つで、EZ名称は扱いやすさを向上させたと説明書きにある。同じ9cmのPin Tail Tuneは、27gのWeightがある所謂ヘビーシンキングミノーだけど、これも基本的には同じ路線のルアーである。

公称28gとTuneより1g重くなっていて、フックを外した状態での(Sリングは残したが)実測でも28gある。先日、BOXに一つだけこのミノーがあり、初めて実釣で使ってみたけど、誰でもという通り、泳ぎという点ではTuneよりも泳いでいる様だ。流石にスローで引けば泳がないけど、極当たり前の速度域であればキッチリ泳いでいる様でロッドを握る手にそれを感じる。

ただ、Tuneの様にジャークや早引き時だけに泳ぐというタイプの方が、個人的には好みかな。メリハリのある攻め方になるからね。ただ、シングル化した場合のバランスはこのEZの方が上で水面を割ることが少ない。その意味で早引きで攻める場合は断然このミノーの方が効果的だと感じた。同じHeavy Weightと言っても、性格が異なるので使い分けるのがベストという事なのでしょうか。

ただ、このミノーというかこのシリーズ、引き抵抗がかなり強いので正直疲れます。キャストでの疲れより、恐らくジャーク疲れの方が大きいと思う。ディスタンス性能はこの重さ故持ち合わせているので、後は本当、釣り人の好みだろうなあ。