ちょうど1ヶ月ぶりに厚田の朝市を訪れてみた。到着が6時半前だったけど、駐車場は結構な車が停まっており、買い物客も数も多い。連休中という事もあるのだろうけど、これからの時期は売っている商品も種類が増えるので、それを求める人も多いということだろう。
ホタテに関しては、道東に居た頃に尾岱沼のそれの味を知って、あまり買う事はなくなったのだが、稚貝だけは味噌汁用として買い求める事が多い。ただ、ちょっと多いんだよね。これで400円だから安い事は安いけど、300円払うから半分で十二分である。
朝市故に鮮魚に人気があるのだけど、煮付けや唐揚げではなく、焼いて食べるという場合は干したカレイを買い求めた方がいい。これはソウハチだけど、いつも買うこの店は臭みもなく、内臓も丁寧に取り除いており、焼いたときの塩加減も上々である。
蝦蛄はまだ先かなと思っていたけど、予想に反して朝市で何店かにそれが並んでいた。値段的には雌150円、雄が100円と少し高いけど、もう暫くすると若干は値段もこなれるかもしれない。ただ、これが半額になるような下落はあり得ないので、今時点でも相場と言っていいと思う。
この時期の蝦蛄は雌のカツブシが魅力だ。カニに内子同様に濃厚かつ食感が宜しい。ただ、身の甘さも蝦蛄の魅力なので、それは雄に軍配が上がる。