初秋の道央

推定樹齢1300年ほどと言われるイチイの巨木

推定樹齢1300年ほどと言われるイチイの巨木

一ヶ月ほど釣りから遠ざかっている。本来であれば、釧路界隈の遡上アメマスを狙うという時期だけど、ここ数年、海にアメマスがいない状態だと遡上する数も当然限られてきているし、流程のどこに群が居るのか全く読むことは出来ない。こんな状況でも狙っている釣り人はいると思うけど、暫くはそっとしておく方が良いのかなとも思っている。

それより東の釣り場は、そろそろアメマスが遡上しているようだ。ただ、気温もまだまだ高く、正直なところもう少し気温が下がって欲しいところである。蚊の巣窟のような場所で気温が高いと、かなり悲惨なことになってしまうからね。

そんな折、やることもないので少しばかり修理したパンクのチェックを兼ね、道央圏を車で回ってみた。もっとも、混雑は嫌だから観光地を外し、ゆっくりとした周遊という形である。初めて通る道などもあり、それなりに楽しかったけど、道央の雰囲気は高い山が見えないこともあり、市街地を外れると田畑が広がるばかりである。それはそれで牧歌的だけど、人工物の少ない知床のような野趣溢れる場所とは正反対である。

2012年に完成した当別ダム 僕のカーナビは地図が古い事もあり、このダムは記載されていない

2012年に完成した当別ダム 僕のカーナビは地図が古い事もあり、このダムは記載されていない

月形から厚田へ抜ける途中でダムの淡水部脇を通った。僕のカーナビは地図の更新も3年前に行ったきりで、一昨年完成した当別ダムは当然ながら収録されていない。このダムも例によって必要か不要かの係争があったようだ。帰宅してから調べると、下流の受益者である札幌市が賛成しているらしい。このダムが必要なのかは僕には判らないけれど、ダムが乱立するのは違和感を感じるのは事実だ。

稲も実ってきたようだ

稲も実ってきたようだ

遠目には子牛かと思ったが、山羊であった

遠目には子牛かと思ったが、山羊であった