夏の最後にカラマツ林を訪れてみた。運が良ければ、ラクヨウ(ハナイグチ)の走りを採取出来るかもしれないとカラマツ林を彷徨ってみた。
結果からいうと、まだ早いタイミングなんだけど、遅すぎたという感じである。早いタイミングというのはラクヨウはこれから先が本格的なシーズンであるということ。遅すぎたというのは早出のラクヨウを見つけたけど既に老菌となっていたという事だね。1週間前に出始めたラクヨウじゃないのかな。
この老菌もまだ裏は黄色かったので食べようと思えば可能だろうけど、開いたラクヨウは正直なところあまり魅力を感じない。味噌汁の具であれば美味しく食べられると言われそうだけど、味はともかく食感がね。幼菌の味を知っていると、開いたのは大味でちょっとね。結局、歩き回っただけで採取はしなかった。
、
黄色い花はセイタカアワダチソウだと思います。
この草の北限がどこかと話題になることがありますが、宗谷本線をどんどん北上しても車窓から見つけることができますから、既に稚内までが生育域になってますね。
某高校の生物部の集団のうしろについて、オコタンペ湖の湖畔までおりたことがあります。
首に巻いたバンダナを湖水で濡らして汗を拭ったいい思い出があります。
KON-chanさん、こんにちは
調べてみるとモロに外来種ですね。魚でも植物でも何でもあり状態ですが、沖縄では既にそんざいしていて稚内にもあるという事であれば、文字通り日本全土に繁殖しているという事になります。植物の場合は種子が広がると直ぐに繁殖してしまいますので、時既に遅しの感がありますね。
しかし、いつもながらの博識感服いたします(^^)
この時期、道端や空き地で黄色く咲いている花は、セイタカアワダチソウかオオハンゴンソウがよく見られます。これらから採れる蜂蜜はクセが強く好まれません。
萩の花の蜂蜜はクセが無く美味しかったのですが、同じ時期に咲く上の花の蜂蜜が混ざり、萩の蜂蜜として採れなくなりました。これも外来種の影響です。
ただ、クセが無く北海道産で一番高級な蜂蜜アカシアは、外来種のニセアカシアから採れるので、偉い事は言えません(^^ゞ
naruseさん、こんばんは
ブルーリストでしたかね。外来生物のリスト。魚の事もあり、いつだったかPDFを落としたのですが、植物も本当に多いですね。
外来魚もややこしい問題ですが、植物の方が更に厄介かもしれません。目に見えるものとはいえ、何せ広範囲ですし、種子によりどんどん増えていきますので。
また、植物で厄介なのは和名らしき名称が付いているので、危機感を感じにくい部分があるという事です。そういう意味では魚よりも植物の方が大変ですね。