冷夏とも思える今年の北海道だが、今日は一応は夏らしい天気に恵まれ、夏の石狩浜を歩いてみた。車載温度計では26度くらいを指していたけど、アメダス上は石狩の最高気温は24.8度と夏日には届かなかったようだ。
夏に咲く花も多いけど、原生花園と呼ばれる場所で言えば、やはり6月中旬から7月下旬が花の旬だと思う。それだけ、この時期には様々な花が一気に開花するという季節なのだ。
そんな石狩浜にある聚富原生花園や、はまなすの丘公園では、相変わらずハマナスが咲いている。6月と違うのは、すでにローズヒップ(実)が数多く実っており、一部は赤く染まっていることだ。
ハマナスと並び、まだ時々見かけたのがハマエンドウ。ハマエンドウに似たエゾノレンリソウという種が夏に開花するようだが、葉の形が少し異なり、エゾノレンリソウは細長い楕円になっているようだ。
石狩の海岸を歩き、ところどころに群生しているのが、エゾカワラナデジコである。独特のマゼンタ色の花が、浜風に揺れていた。
いやいやこんなになっているのですね。
今日はかみさんと野幌森林公園をサイクリングしてきましたが、石狩浜を散策しようと言っていたところです。あまりにタイムリーな話題でおどろきました。
先週の南十勝ヤマメ釣行は、満足の釣りでした。
ここ数年来、誰も竿を入れていないであろうポイントで数釣りしておりましたが、流石に露見したようで一尾しか釣れませんでしたが、R川の本流で瀬に幅広が付いており夏ヤマメの醍醐味を味わいました。最大26cm。
よくじつは、M川のR沢で釣り、岩魚の魚体から解禁後入釣した形跡はなく期待が持てましたが昨年尺ものを釣った同じポイントで、大ヤマメを釣り落としました(*_*)。春先の大風で風倒木が酷く鬼のようなボサ場になっておりましたので、釣られることは無いと思います。産卵に参加せず来シーズンに残っていれば軽く尺を越えるでしよう。あれだけ川縁を荒されながら・・・自然の逞しさに考えさせられましたね。
その翌日はR川のN川にスピンナーで入釣、ニジマスの魚体は見れましたが結果は惨敗、5年ぶりの釣りでしたが、青藻が気になりました、上流のダムの影響でしょうか?
札幌圏からはアプローチが容易になりましたが、あの自然環境は永遠にのこってほしいものです。
追記)16年ぶりにルアーを使いましたが、ナイロンが劣化しており、貴重なmeppsブラックフューリー2番を二個川岸の木にイヤリングして参りました。月日の長さを感じております。
Zen
ZENさん 石狩浜につづき、今日は北大植物園を少し歩いてみましたが、やはり北海道では花は6月だなと思った次第です。夏以降に咲く花もありますけれど、もう少しすれば道路際にコスモスが咲くのが北海道ですから、そろそろ野生の花も限られてくるかもしれませんね。
南十勝遠征、楽しまれたようで羨ましい限りです。暫く南十勝は訪れていませんが、釣果を聞いて、まだ健在だなと嬉しく思った次第です。
R川、恐らくは大河のR川だと思いますが、流程が長く、水量に左右され、本流筋は入渓した事は殆どありません。分岐する支流のみですが、何れにしてもこちらの川はダムも結構構築されていますが、N川の大堰堤付近では夕マズメ、暗い流れの中で突如として魚の跳ねる音が続いた事があります。流域的にニジマスではなく、ヤマメでしょうが、居るところには居るし、釣れなくても魚が居ないわけじゃないという事を考えさせられた場所です。
十勝時代の後半は小さなR川は襟裳まで足を伸ばしていましたが、襟裳の方は林道が閉鎖されていますので、歩くか自転車かを使えば、今でも良い釣りが出来るような気がします。但し、当時は林道をクラクションを鳴らしながら露払いし、それから一旦林道を下り釣り登るなんて事をしていましたが、歩きや自転車だと熊対策が大変そうです。
もっとも、熊も痕跡はあまり見たことがない支流でしたが、これとて見つけなかっただけかもしれませんし、何れにしても日高山脈の川は単独では行く勇気が無くなりました。