Antecの液晶クリーナー

液晶用としては○。メガネ用途には、△か×だなあ。

暇を持て余し、駅北の電脳街をぶらついていたところ、Antec製の液晶クリーナーが展示されていた。Antecというと僕は電源やPCケースなどしか思い浮かばないし、巷でもそう感じる人が多いと思う。帰宅してから調べてみると、昨年末に発売になったばかりらしい。まあ、同じPC関連の製品ではあるけれど、例えは悪いが八百屋さんがケーキを売っている様な場違いさを感じるのは確かだ。

ただ、これまで市販されている液晶クリーナーで気に入ったモノが無かった事から、少々高かったけど試してみるかと買い求めてみた。試しという割りには、ワイプパッケージと呼ばれる小分けした製品とスプレータイプを二つも買っているんだけどね(笑)。まあ、店員さんもお勧め!と言っていたし。

さっそく、帰宅後にモニターを清掃してみたけど、なるほど、店員がお勧めするだけの事はあります。良いなと思ったのが、拭きムラが目立たない事と清掃した後、埃が付着しにくい事だろうか。国産メーカーの製品をこれまで使っていたけど、汚れの落ちはともかく、拭きムラが目立つのがとにかく気に入らなかった点だ。

その意味では、久しぶりにこれなら良いかなと思った次第。ちなみに一番良いかなと思ったのが、車用品のフクピカかな。とにかく拭きムラが非常に少なかったと記憶している。但し、最後に試したのが10年ほど前の事なので、布や成分が変わっていなければ今でも良いと思う。でも、致命的なのが車用途なので、布が大きすぎ無駄が多い事だ。当然、それは値段にも跳ね返ってくるので、お勧めとは言えない。

また、気になって調べてみたけど、フクピカブランドで色々製品が増えているので、何が良いのか僕も判りません。また、車用なので大丈夫だとは思うけど、その成分がモニタのコーティングに悪影響があっても文句は言えないので、やはりお勧めはしない。

ただね、フクピカで拭きムラにならない理由は何となく判っていて、ベースの不織布に最低限の溶剤しか付いていない事だ。要するに、ビシャビシャ状態にしないので、乾燥するタイミングで不純物が液晶表面に残る事が少ないからだと思っている。まあ、素人考えだけどもね。27inchとか巨大なモニタをピカピカにしたいという人は、試してみるのもアリかもね。結果は保証出来ませんが。